西洋科学を基盤とした西洋医学は一見、私達人間にすばらしい恩恵をもたらしてくれているようにも見えております。臓器移植術、体外受精術などだけを見れば、人々は西洋医学はとても私達に役立っていると思うことでしょう。
果たしてそうなのでしょうか?寝たきり老人の増加、慢性病の増加に西洋医学の限界があると感じるのはわたしだけでしょうか?アトピー性皮膚炎を捉えてみてもその事がうかがい知れます。西洋医学の皮膚科は、ちゃんとしたスキンケアの下でステロイドホルモン含有軟膏を使えばアトピー性皮膚炎は治るとしておりますが、私の診療経験を通しては、ちゃんとスキンケアしてもステロイドホルモン含有軟膏ではアトピー性皮膚炎は治っておりません。
私のクリニックにおいでの方でステロイドホルモン軟膏を使うのを中止して、皮膚に強いリバウンド症状が出ても漢方薬を服用し続けて、アトピー性皮膚炎の患者が治っている事実からしても西洋医学の限界を知ることができます。
皮膚病を切り傷や虫刺されの様に、皮膚だけの病気として治療する西洋医学は、皮膚を内臓の一部と考えて、人体を丸ごと全体を観察して治療手段をとる東洋医学に比べれば、欠点を孕んでいると考える。私の頭が狂っているんでしょうか。
東洋医学は中国の古い自然観に根ざしております。その自然観には様々あります。
このページでは、東洋医学の内臓観を基礎とした体質分けと、それぞれに応ずる漢方薬をご紹介します。
(東洋医学の内臓観は、中国の古い時に何百年間にわたる臨床観察によって体系づけられた内臓の生理観と病理観です。それを専門的には蔵象説と云います。)
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