さんたとふくちゃんさん
投稿日時: 2017/09/23 23:50
子供の頃からアトピーで、外見はあまり目立たない程度まで改善していましたが、5〜6年ほど前から、痒みで炎症を起こし、ステロイドの塗り薬で一時は治るのですが、すぐに炎症が表れての繰り返しです。最近はセチジリンや、フェキソフェナジン、ザイザルなどの飲み薬も効かず、ロコイド、リドメックスのワセリン混合薬でもむずむずします。トプシムも使ってみましたが、痒みは治りません。土曜日に、久々に汗をかいたせいか、痒くて痒くて掻きむしってしまい、全身寒気を感じるような掻痒感が続いています。
お薬の、コントロールが上手くできていないのか、ストレスなのかわからず、どうしたら良いかわかりません。
何かアドバイス頂けたらと思います。
よろしくお願いします。
さんたとふくちゃんさん
ご相談,ありがとうございます。
年余にわたって、ステロイド剤の使用とのこと、またステロイド剤もより強い製剤になっていき、抗ヒスタミンも効果がなくなっているようですね。
ステロイド剤を使ううえで、悪化していく典型的なケースになるかと思います。心配なのは、ステロイド性皮膚炎になってきてはいないかと思うことです。典型的には顔によく起きる酒査様皮膚炎があります。もちろんで全身でも起こります。
ステロイドを止めるような方向への、治療が必ず必要です。もちろん漢方薬の内服や、ステロイド以外の外用薬を利用しながらやられたらいかがでしょう。
汗をかくと、一時てきには痒みは増すかもしれませんが、アトピーの治療のひとつとして、発汗機能を刺激することは大事です。できるだけ運動をして、汗をかいてください、運動後は汗を流すことも大事です、そのままではかえって、悪化します。
ストレスで、皮膚病はおきませんが、皮膚の悪い状態のかたは必ず悪化します。その理由は長くのなるのでしませんが、ストレスが貯まらない生活が大事です。よく海外旅行で、アトピーがよくなるケースが多くあります。
充分な治療期間が必要ですし、そして自分のアトピーを治そうとする努力が一番大事です。
お近くの信用ある漢方薬局や、漢方薬を取り入れている皮膚科に相談することをおすすめします。
回答日時: 2017/09/25 15:22
さんたとふくちゃんさん さま
こんにちは。
大人のアトピー性皮膚炎は、複雑怪奇なのが普通です。
ステロイド剤や抗ヒスタミン剤などに対する耐性ができてくるので、とても強いお薬しか効果が出なくなります。
それも、ついには効かなくなって、入院する方も多いですね。
汗をかいて、痒くなるということは、自己免疫にたいする炎症がおきているということです。
掻痒感がつづくということは、血の道の病もあるということです。
基本的には、漢方でいう「陰虚」の体質だから、アトピーが続くので、根気強く陰虚を改善していくと治っていきます。
陰虚とは、乾燥して、熱を生じる体質です。
陰虚の原因は、痰湿なので、痰湿を取り除くことが大切です。
痰湿とは、身体にたまったヘドロです。
体質改善で、ヘドロがなくなれば、いらない熱もなくなり、炎症がなくなり、カユミもなくなり、落ち着いてきます。
何かとお悩みの時は、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談くださいませ。
おだいじになさいませ。
失礼いたします。
回答日時: 2017/09/25 11:23
さんたとふくちゃんさんからのコメント
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