ヒグチさん
投稿日時: 2022/10/31 14:46
高校生娘が起立性調節障害でミドドリン服用中(4か月程)です。春頃から実習の授業などで立っていると具合が悪くなることが続き、朝に倦怠感、腹痛、頭痛、吐き気、喉のつかえ感などが頻発するようになりました。夕方ごろまで具合が悪く横になっている状態です。ミドドリン服用後は少し起きやすくなったようでした。症状に波があり定期テストや修学旅行などは何とか参加できました。10月半ばの修学旅行参加後からかなり疲れ果ててしまい、帰宅後現在まで登校できません。排便が週1~2回と便秘がちで、出るときはひどい腹痛を伴い硬い便から下痢便になるかんじです。
ここ数日の症状は、腹部お臍の左側がずっと痛いと言っています。朝から夕方まで強く痛み起きられません。飲食後も痛みが増すようです。夕方数時間やわらぐようですが、寝る前には再び強くなり眠れないようです。食事は和らいだ時に食べています。
先週病院で血液検査の結果は特に問題はないようでした。
吐き気止め、痛み止めなどは処方されていますが、痛みは治まりません。
腹痛がどうにかやわらがないかと思い相談させていただきます。
学校も欠席が続き、登校したくてもできないこともストレスになっていると思います。
ヒグチさん、はじめまして。
腹痛に関しては、便通の「最初は硬便、最後は下痢便」という点から何らかの痙攣痛では?という気がします。ただおそらくは、血行不良(≒血の気の無さ)に伴う「冷え」が根底にありつつの痙攣だと思うので、お腹を温めつつ、緊張を解しつつ、血の気を回復してくと良いと思います。ちなみにですが、足(特に足首辺り)が冷えていると、そこで冷やされた血液が次はお腹にかえり、お腹の冷えに寄与します。またあるいは、足の冷えがなくても、お腹にかえる血液(≒静脈血)の巡りが悪いと、これまた血行不良という形でお腹の冷えに寄与します。娘さんの症状からすると、心臓が担う血液循環系のパワー不足(≒機能不全にちかいもの)も見受けますから、それが回り回って静脈の血流不全にという形になっているのかも・・・と思います。
漢方薬に関しては、とりあえず腹痛を和らげるものとして、苓桂甘棗湯を試してみると良いかもしれません。内容的にもシンプルな処方なので、効きが早いと思います(※やはりお薦めは煎じですけど)。あと、これと兄弟分の苓桂朮甘湯は、起立性調節障害にもしばしば応用する処方なので、その点でも合っている気がします。ただ腹痛が回復した後は、やっぱり専門家に相談して、適切に処方してもらった方が安心できるとも思います。ではでは。
回答日時: 2022/11/01 12:22
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