ワカスギさん
投稿日時: 2023/11/17 09:32
NASHから肝硬変門脈亢進症になり、食道静脈瘤の治療を昨年の2月、今年の4月11月と
3度入院して行う。肝臓の繊維化を防ぐと言われ現在アルフラット(亜鉛)サプリを服用中。
このまま服用して良いのか、他にお勧めの漢方薬があれば教えて下さい。
よろしくお願致します。
ワカスギさん さま
こんにちは。
肝硬変の門脈亢進症からの食道静脈瘤でお悩みとのこと、おつらいことと存じます。
腹水がたまっていなければ、末期の非代謝性肝硬変にはなっていないので、早めに腹水がたまらないように体質改善していくといいでしょう。
木鶏丹が肝硬変の体質改善に良い漢方サプリです。
肝臓の繊維化を防いで柔肝して肝臓機能の改善に良いです。
一緒に田七人参を摂ると、食道静脈瘤の縮小にもいいかもしれません。
アルフラット(亜鉛)サプリと併用も可能です。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときや、心身に不調があるときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2023/11/19 10:51
ワカスギさん、はじめまして。
肝硬変に伴う門脈圧亢進や食道静脈瘤に対する漢方治療は、各人の症状によって対処が個別に分かれるところですが、NASHが引き金となる肝硬変に関しては、肝炎が慢性化した状態、あるいは慢性化した肝炎を抱えた肝臓の状態がターゲットになります。ご指摘の繊維化についても、炎症の慢性化とそれを被る肝臓の板挟みの結果として起きている訳ですし、肝硬変が不可逆的な疾患なのも、この事が影響していると個人的には思います。
繊維化に限って言えば、お血に用いる生薬(※当帰や牡丹皮や紅花、蘇木など)や漢方薬が必須になり、牡蛎や玄参、鼈甲など「軟堅」の生薬を併用することが必要になってきます。いずれにせよ、相応の専門性が必要になってくるので、漢方専門薬局で相談の上、判断してもらう方が賢明でしょう。ではでは。
回答日時: 2023/11/17 11:22