jemina727さん
投稿日時: 2018/04/21 22:18
特に低体温で汗が出にくいということ、健康診断で白血球が少ないと出ること、これが気がかりです。
治療は必要ないですが、範囲内から外れ、要観察となっています。
疲れやすく、立ちくらみ、めまいが多いです。特に夏になるとひどくなります。暑いのが苦手で「暑い」と感じるだけで不快になってしまいます。
真夏は本当に苦痛で夏バテもよくあります。
精神面では、20年以上前にストレスから体調を崩し、抑うつ状態で一時入院もしました。処方された薬を飲み続けており体調は良くなりましたが、たまにパニック障害のようなものが起こります。
症状としては、急にフワッと意識が飛ぶような感覚、気分がスっと暗くなる感覚、言葉で言うのは難しいのですが...。それが起こるとドキドキし始め強い不安感をおぼえ、めまいや吐き気も伴います。すぐおさまる時もありますが、〇〇式、会議中、映画館...など人が多く動けない状態の時は焦って更にパニック状態になり、抜け出してしまいたいと思うと更に焦ってしまいます。お葬式の時は途中抜け出したことがあります。どうしようもない時はひたすら耐え、ある程度経つと自然に治まります。
これといった理由もなく不安感に襲われます。強いストレスを感じると特に不安感が強くなり、恐怖心のようなものが起こり、胸が熱くなってどうしようもなく落ち着かなくなってしまう、など症状があります。
食欲、睡眠は普通です。貧血もありません。血圧も普通です。
尿量は多くトイレが近いほうだと思います。水や水分を多くとる方です。
冷えはあまり感じませんが、上は暑く足は冷たい感じです。ホットフラッシュはありません。肩こり腰痛はさほどひどくありません。
イライラはあまりしませんが、性格的に気にしすぎるのと、思ったことが言えず溜め込んでしまうところがあります。
1967年生まれ
159cm48kg、痩せ型、50歳閉経です。
このような様々な症状がありますが、心身共に元気になりたいと思っています。
自分に合うような、改善出来るような漢方薬があればぜひ教えて頂きたいです。
どうぞよろしくお願い致します。
jemina727さん さま
こんにちは。
更年期を迎えると、さまざまな体調不良が顕在化してきます。
白血球がすくないのは、造血作用が低下しているということです。
漢方薬でも、造血作用を高めるものもあります。
元々の体質は、気血両虚と肝鬱と推定されます。
ですから、めまい、立ちくらみ、疲れやすかったのだと考えられます。
肝鬱のある場合は、精神不安などを伴う抑うつ状態になりやすいといわれています。
恐怖心が高まるのは、「心火」によるものと推定されます。
心に熱がたまると、緊張感が極限まで高まり、何かから襲われる感じになります。
このような不安な状態が続くときは、廣東牛黄清心元を飲むと精神が安定して落ち着きます。
普段は、加味逍遥散と、四物湯またはイスクラ婦宝当帰膠などを組み合わせてみるといいかもしれません。
漢方薬をはじめるときは、専門家にご相談ください。
お大事になさいませ。
何かとお悩みの時は、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談くださいませ。
回答日時: 2018/04/23 14:36
jenina727 さん
ご相談、ありがとうございます。
低体温、汗がでにくい、白血球が少ないなどから、気虚(衛気)、が考えられます。精神面てきには、パニック障害などの傾向から、脳の興奮、自律神経系の過興奮、の軽い状態がみられます。漢方(中医学)では内風ともいいます。
この内風を鎮める漢方薬をつかいますが、チョウトウコウや牛黄(ごおう)などの入った漢方薬を利用しますが、これは症状が出ている時の薬なので、普段は精神安定目的の漢方薬がよいでしょう。桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)や、天王補心丹(てんおうほしんたん)、加味帰脾湯、またホルモン系の自律神経によく使われる加味逍遥散(かみしょうようさん)なども候補です。どちらにせよ、しっかり専門家に相談して決めることです。
一つ実例を示しますが、当時48歳の主婦。東北の震災の津波映像から、パニック障害を起こして、一時神経科で治療をしていたが、向精神薬の連用に不安になり、相談をうけて、始めは牛黄清心丸(ごおうせいしんがん)で症状を治めて、以後は、加味帰脾湯(かみきひとう)と半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)で良くなった例があります。
回答日時: 2018/04/23 10:59