あみひろしさん
投稿日時: 2018/04/23 11:34
16歳の猫です
慢性的な便秘と嘔吐があり、年々痩せてきています。
診断名をつけるとすれば、慢性膵炎が最も近いです。
(腹部エコー検査で膵臓の高エコー像が確認できるので)
(血液検査で膵炎の特殊検査で異常値が認められるので)
軽度の貧血があるので、補血を目的とした漢方処方をすると熱がこもってしまうようで、イマイチです。
活血・健脾すると、まあまあよいです。
腎臓にシュウ酸カルシウム結石が詰まった事があり、片腎が機能していません。
なので腎蔵にも負担がかかっていいます。
嘔吐は便秘との関連もあると思っています。
猫は体をなめるので、毛を自分で飲み混んでしまい、便に混ざるので、それも便秘を助長するのですが、全身痩せて毛が抜けやすい状態でもあるので便が硬く・大きくなり排便で力んでいます。
するっと出ません。
普通の便秘漢方処方(麻子仁丸)では便秘・全身症状の改善共に全く効果なしです。
痩せないようにする・快便になるようにするには、どのような事を考えて漢方を考えればよいでしょうか?
食欲は、無いわけではないです。
欲しい食べ物(チーズなど)は欲し狩りますが、気持ちは食べたくても体が受けつけないので量が多すぎると吐きます。
キャットフードも、自分で体調が悪いと、さっぱりしたフード(低脂肪)を好んで食べます。
痩せすぎの体系なのに、肥満猫用の低脂肪フードを自ら選びます。
もともと甘えん坊です。体調が悪くなると、さらに甘えて、ずっと人のそばにいる・鳴いて人を呼ぶ・存在をアピールしてきます。
支離滅裂ですが・・・
何かお知恵ありましたら、ぜひお聞かせください。
よろしくお願いします
あみひろしさん さま
愛猫が慢性膵炎とのこと、ご心配ですね。
膵炎は、基本としては、脂っこいものは与えると悪化します。
低脂肪フードを自ら選ぶとは、かしこい子です。
膵臓の炎症には、白虎加人参湯、柴胡桂枝湯、黄連解毒湯などから、選択するといいかもしれません。
あとは、牛黄末などがいいかもしれません。
普段は、田七人参がいいかもしれません。
便秘と嘔吐は、たしかに関連しているでしょう。
早く良くなりますように。
おだいじになさいませ。
何かございましたら、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談くださいませ。
回答日時: 2018/04/23 15:17