ミポリンさん
投稿日時: 2019/09/17 01:29
もう10年パニック症でデパス1mとルボックス25m寝る前に飲んでます。不安な時は頓服としてデパス0.5mもらってます。
30分ほどでききます。副作用なのか、やる気が無い、物忘れや喋りたい事が直ぐに言えない、酷くはなく日常生活には何ら問題ないです。薬止めようと思い飲むのやめたら、寝れなくて、結局倍飲むはめに!
医師は少しずつデパスを減らしていこうと言われてます。やっぱり、不眠や肩こりがあると、動悸がしてパニックになりやすいです。自分的には嫁姑問題によるストレスかなぁと思ってます。
私は意見の言えない人、でもプライドが高いから、正反対の性格の姑が許せない!でも、円満に生活するなら、聞き流す、嫌な顔しない、とかしないと一緒に暮らせないです。この家から出たいと思いますが、パニック症なので不安が先に立ち、好きな事や買い物やライブなど行ってストレス発散してます。とくに、人混み、運転中の渋滞パニックになります。よろしくお願いします。
ミポリンさん、こんにちは。
動悸や不安感を伴いがちなパニック症は、心身の強い緊張によって起こります。ただし、その緊張がストレス障害に及ぶのか、パニック障害に及ぶのか・・・、漢方では、その分かれ道は「心」の在り方によると考えます。
漢方でいう「心」は、血流ポンプの役割と共に、人の精神の「本能的な面」を発揮する部分と考えられています。人には「本能」と共に「理性」があり、人の精神活動はこの2つによって支えられています。例えば睡眠時には、日中に働いていた「理性」が徐々に弱まり、「眠りたい」という本能が強くなって、眠りにつきます。ちなみに、理性は「肝」によって、本能は「心」に統率されるというのが、漢方の基本的な考えです。
本能と理性は本来、理性が本能をコントロールする(≒理性が本能を抑制したり、助長したりする関係)にあります。けれど、精神疲労や神経症を通じて、本能と理性の連携は失われていき、五臓の上では「肝」と「心」の関係に歪みが生じていきます。特にパニック症の場合には、本能が持つ「穏やかさ」が弱まることで不安感を覚えたり、理性の昂ぶりが抑制できずに、強い緊張や緊迫感に襲われたりします。漢方では、この状態のことを「心虚」と呼びます。
ミポリンさんの場合、「10年間パニック症が続いている」という点からも、この「心虚」が少なからず影響を及ぼしているのでは?と推察します。またご指摘の通り、パニック症に陥った心身では、ストレスは同じでもその影響が増幅される側面がある為、注意が必要です。お訴えの状態からは、平素から緊張を抱えており、人ごみや渋滞ではそこからさらに縮み上がるような印象を受けました。最初から緊張した状態では、そこから更に縮み上がろうとしても、すぐに限界を迎えてしまいます。緊張に対する余裕(≒マージン)が足りず、気が休まらないというのが、率直な感想です。
そういった場合の漢方薬としては、桂枝加竜骨牡蛎湯や苓桂朮甘湯、温胆湯、定悸飲などに一服の価値があります。これらの漢方薬は共通の特徴として、緊張に対する余裕を無くさせる存在を「痰」と見立て、この痰の改善を促します。なお、漢方薬を選ぶ際は、ご自身に合ったものを選ぶ為にも、ぜひ一度お近くの漢方薬局にて相談されることをお勧めします。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。
回答日時: 2019/09/17 11:12
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