ぷくままさん
投稿日時: 2019/10/07 18:53
義理母のことです。
歩行時のふらつきがあり、後方へ引っ張られる感じや、勢いよく前進してしまうこともあります。
パランスを常に気にしているため、全身疲労感が強くでる。
口が回りにくい時もあります。
いずれも状態は日により差があります。
連れ合いが3年前になくなり、同居長男夫婦との不仲が顕著になり、2年前から身体不調が出てきました。
脳外科、耳鼻科、精神科、最後は神経内科には3カ月検査入院したが、病名でず。
症状的に小脳変性症みたいだということ。薬もでず。
今は血圧と眠剤のみです。
生活の質が落ちている母に漢方薬でなんとかならないかと、薬局を探している次第です
ぷくままさん、こんにちは。
結論から先に述べると、お訴えの症状は「気虚による筋力低下」と推察されます。
漢方では、筋肉の働きを血(≒筋肉を滋養する栄養)と気(≒筋力を発揮する機能)の両面から考えます。「脱力して力を込めにくい」、「踏ん張りが利かない」、「感覚が鈍い」といった訴えなども、この気の不調(≒機能的な失調)に端を発すると解釈されます。ぷくままさんの義母様の場合、「体のバランスを取りづらい」、「全身疲労感が強く出る」「口が回りにくい」などの訴えが、気の失調を反映すると考えられます。
現実には、一連の症状は老化に限らず、脳卒中や脳血管障害といった血流障害、あるいは事故や障害に伴う運動量・活動量の低下を通じても起こります。その一方で、経緯は違えども、一連の症状が慢性化することで、気血の巡りは次第に細り、それがさらに諸機能の低下を招いていく、そういう悪循環を辿っていく点は共通しているのでは?と感じます。また、下半身には身体を下支えする役割がある為、下半身の機能が弱くなることは、全身の血流や機能の健全性にも影響を及ぼします。頭部周辺や平衡感覚に違和感を覚える点は、この事が及んでいる印象を受けます。
そういう場合には、気血の循環を促進して、その恩恵を下半身に引き入れるといった治療が有効だと思います。生薬としては、血流のパワー不足を回復する黄耆や、血流を滋養する当帰、経絡を通じる地竜などが候補になり、漢方薬としては補陽還五湯や補中益気湯、あるいは当帰芍薬散、独活寄生丸などに一服の価値があると思います。なお、漢方薬を選択される際はご自身に合ったものを選ぶ為にも、ぜひお近くの漢方薬局にて相談されることをお勧めします。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2019/10/08 10:48
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ぷくままさん さま
おはようございます。
義母さまの体調不良、ご心配のことと存じます。
もし、小脳変性症だった場合は、漢方的には、活血化於と補腎による療法を試してみます。
良くなることも多々ございます。
同居のご長男夫婦との仲が悪い場合は、ストレスのウエートが高いと推定されます。
ストレスに負けなくなる漢方薬もあるので、試してみてもいいと思います。
気持ちが、明るくなります。
年齢がないので、推定七十歳として、於血体質と、腎虚体質はあるはずなので、
連れ合いとの別れによる胃腸機能の低下も考慮すると、補気、補腎しながら、
少しずつ活血すると、どんどんと元気が出て、体調も良くなってくるでしょう。
お大事になさいませ。
回答日時: 2019/10/08 10:29
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ぷくままさんからのコメント
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