いおかずさん
投稿日時: 2021/09/18 14:39
子供の頃から手足の冷えと便秘がひどく、生理痛にも悩まされ子宮内膜症の診断を受けましたが、子宮筋腫も患い子宮全摘出手術を受けました。今も子宮内膜症の経過観察中です。便秘については便秘薬で対処してきましたがスッキリしたことはありません。
年間を通して足が温かいのは真夏だけです。9月に入ってすでに足の冷えが始まりました。学生時代に発症した椎間板ヘルニアによる腰痛も度々出るようになりました。
いおかずさん さま
こんにちは。
冷えと便秘と生理痛と子宮内膜症と子宮筋腫と腰痛などでお悩みとのこと、おつらいことと存じます。
漢方的には、於血(おけつ)と腎陽虚(じんようきょ)による体質から、冷え症を発症して、子宮ポリープや子宮内膜症につながったものと推定されます。
知らないうちに、体内の毛細血管の動脈硬化を招いた於血症によって、お身体の防衛力が低下して病気が重くなりやすく、痛み、シビレ、クスミ、しこり(ポリープや腫瘍)などが発症しやすくなっているものと思います。
このようなときは、活血化於して、毛細血管のしなやかさを取り戻して、血行循環を良くして、身体を温めて治します。
活血化於するための漢方薬は、冠元顆粒と婦宝当帰膠の組み合わせがいいかもしれません。
便秘には、さまざまなタイプがあるのですが、たぶん虚証タイプだと推定されるので、麻子仁丸から試してみるのがいいかもしれませんね。
椎間板ヘルニアは、腎虚のタイプに起きやすい疾患です。
腎精(生命維持エネルギー)が足らないために、腰に負担がかかって、慢性の腰痛になりやすくなります。
このようなときには、後天的に、腎精を補って腰痛を治します。
腎精を補うために必要な漢方薬は、独歩顆粒がいいかもしれません。
漢方薬は、お試しになる前には専門家にご相談ください。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2021/09/21 15:47