ガーナさん
投稿日時: 2022/01/18 07:49
口囲い皮膚炎が治りません。
赤み、かゆみ、炎症で口周りが赤く、薬塗ってもぶり返しです。
黄色ブドウ球菌に感染しているとはいわれましたが。漢方軟膏、漢方薬で何か良い治療法ありませんか?漢方薬は、何を選べば良いのか?
アトピー体質、化膿しやすい。
超敏感肌、かぶれやすい。とびひにすぐにかかる体質です。
ガーナさん、こんにちは。
口囲皮膚炎ということですが、赤みが強い点からは充血・うっ血に伴う血管拡張が起きているのでは?と感じます。この状態に対して、皮膚科だとステロイドを用いるケースが多いですが、繰り返し使って血管を収縮させると、かえって血管の反応が悪くなり、皮ふの乾燥が進んだりします。
一方で、ガーナさんの場合は超敏感肌・かぶれやすさもあるとの事ですから、その点でも血管が反応に富み、うっ血・充血が起こりやすいのでは?という気がします。加えて化膿しやすい点からは、皮ふが菌が繁殖しやすい要素、漢方でいうところの「毒」の存在がうかがえます。
現状の口囲皮膚炎に対しては病変の傾向や皮膚の状態によりますが、消風散もしくは荊防敗毒散をベースに赤み、かゆみに対して黄連解毒湯や苦荊散を加えたものがファースト・チョイスになると思います。加えて先に述べた「毒」に対しては、荊芥連翹湯とか千金内托散の併用も効果的かもしれません。具体的な漢方薬の内容や組み合わせについては、皮膚の観察も必要になってきますから、専門家に相談の上、見立ててもらうと良いでしょう。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2022/01/19 10:46
ガーナさん、ご質問をありがとうございました。
皮膚炎はとてもかゆいので、大変だと思います。
黄色ブドウ球菌に感染されたり、化膿しやすいとのこと。
皮膚バリア機能が弱っているのだと思います。
千幸堂では、漢方の塗り薬として太乙膏をお勧めしています。
黄色くなるのが欠点ですが。
また、飲み薬の漢方としては、温清飲や竜胆瀉肝湯など考えられますが、
皮膚と腸が関係しているので便秘などの情報があれば
さらに漢方薬が選べます。
どんどん広がる前に、早めに対応された方が良いですね。
千幸堂は、皮膚病について勉強しておりますので是非ご相談ください。
回答日時: 2022/01/18 18:43
ガーナさんからのコメント
ガーナさん さま
口囲い皮膚炎が治らないとのこと、おつらいことと存じます。
口囲い皮膚炎は、原因不明のことが多いようですね。
「赤み、かゆみ、炎症で口周りが赤く、薬塗ってもぶり返し」ということから、アレルギー体質だと推定されます。
アレルギー性の皮膚炎は、いわゆる抗原抗体反応によるものなので、アレルギーを静めるように体質改善していくと、皮膚の赤みが消えてきて、カユミがなくなってきます。
アトピー体質で化膿しやすいことから、漢方薬としては、清営顆粒や瀉火利湿顆粒などがいいかもしれません。
さらに、清熱解毒抗菌作用のある、板藍茶、五行草、金銀花、野菊花、蒲公英なども併用するとさらにいいかもしれません。
乾燥肌がある場合は、紅沙棘なども加えるといいでしょう。続けると、お肌が丈夫になります。
お肌に熱感や火照り感が強い場合は、西洋人参も必要かもしれません。
患部に塗布する漢方軟膏としは、中黄膏がいいかもしれませんね。
お大事になさいませ。
なかなか改善しないときは、髙木漢方(たかぎかんぽう)までお気軽にお越しになりご相談ください。
回答日時: 2022/01/18 14:02
ガーナさんからのコメント
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