五臓六腑の機能は全体的に衰えてきます。
腎気はさらに衰え、ついには枯渇し、一般的に性機能・生殖能力が減退・消失し、腎陽の不足による冷えや頻尿がみられます。骨や歯はもろくなり、脱毛・白髪・記憶力の減退・痴呆・聴力低下もみられてきます。
脾胃に関しては、機能の低下によりさっぱりとして消化のよいものを好むようになり、四肢は萎縮して細くなってきます。
肺に関しては呼吸機能が減弱し呼吸不全や肺炎をおこしやすくなります。また、衛気の低下で外邪からの影響を受けやすく、風邪をひきやすくなり、肺気が減弱して皮膚の乾燥が出てきます。
心や肝に関しては、それぞれの臓腑との関係があり、状態は変わってきます。不眠・痴呆・譫妄などがあげられます。
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五臓の機能の弱さといっても、子供のころは成長に向かう上向きのベクトルだったのに対して老年期は機能の衰退という下向きのベクトルで、生体反応はまったく逆の方向に向かっているのです。 |
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