漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
|
|||||||||||||||||||||
> 病気の悩みを漢方で > 肩・首筋のこりきぐすり.comは、漢方薬、女性の健康、サプリメント、ハーブの情報を専門家がやさしく解説しています。
![]() 1.色々な肩・首筋のこり肩・首筋のこりは普通に経験する悩みです(表1)。漢方医療の適応になるのは、 感冒や副鼻腔炎(蓄膿症)、自律神経失調症(婦人更年期障害)、筋緊張型の頭痛に 伴う肩こりです。 ◆ 表1.日本人の自覚症状の順序 ◆
(平成19年度の国民生活基礎調査:厚労省) さらに慢性肝炎や慢性胃炎のような内臓疾患、疲れ目など眼の疾患、虫歯などに伴う肩こりも漢方医療が適します。 今回は感冒に伴う首筋や背中、肩のこりに用いる漢方薬と漢方処方と、肩こりの漢方医療の相談の仕方を紹介します。 2.感冒(風邪)初期の首筋のこり
感冒の初期に首筋から背中にかけての違和感がおこります。漢方では「項背の強ばり」と表現されます。発熱や頭痛に対する反応で筋肉が緊張し血液の流れが少なくなるので痛みやこりなどを感じる
のです。 このような感冒の初期の「縦のこり」には、葛根湯(カッコントウ)が用いられます。筋肉の緊張をゆるめる芍薬(シャクヤク)と甘草(カンゾウ)を含む処方です。 葛根(クズの根)にも筋肉の緊張を緩める成分が含まれています。筋肉を弛緩させ、 温めて血流を改善する処方です。このような肩こりは首筋や肩も温めてください。 ![]()
![]() 独活葛根湯(ドクカツカッコントウ)といって、葛根湯に独活(ドクカツ)と地黄(ジオウ)を配剤した処方も肩こりに用います。独活は痛みを止め、血管を拡張させて血流を促進します。 ![]()
3.感冒(風邪)のこじれた時期の肩・首筋のこり![]() 風邪をひいて4〜7日ほどを経てもすっきりせず、微熱とむかつきを伴う時期の首筋から肩のこりには柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ)が適します。縦と横のこりに用います。 柴胡桂枝湯と葛根湯は芍薬と甘草を含む5生薬が共通です。すなわち芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)が含まれています。 漢方処方はこのように生薬の組み合わせで相互に関連し、共通する生薬の効能と異なる生薬の効能を考慮しながら患者さんの状態に合わせて適切な処方が選ばれます。
![]() なお肩こり症状が顕著な時には芍薬甘草湯を頓服します。頓服は症状の強い時だけ飲むことです。 4.肩・首筋のこりに伴う症状をくわしく話してください。以上のように肩こりの漢方相談をされる時には、縦のこりが主体か、横のこりが主体か、肩こりの「きっかけ」はなにか、日ごろの胃腸の状態などをお話しください。それがあなたのその時点に適切な漢方処方を選ぶ重要な情報になります。 ![]() 肩・首筋のこりは筋肉の緊張です。これを和らげて血液の流れを良くすることが狙いです。 病気の悩みを漢方で総論:漢方医療の眼
|
|
||||||||||||||||||||