漢方相談Q&A

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病気の悩みを漢方で

ご質問に対するご回答

においや味が気になる漢方をうまく飲む方法はありますか?

最近の漢方薬は、簡単で飲みやすいエキス剤が、主流になっております。


当店では、飲みやすく、天然の成分をこわすこと無く加工された漢方薬をご用意いたしております。漢方的な見立てが合っていれば、効き目も満足できるものです。


但し、漢方薬の匂いや香りや味は、それ自体に、薬効がございます。


患者様が、「この漢方薬の匂いをかぐだけで、病気が改善するようだ」と感じれば、本当に、良く治ることを日常、経験いたします。


私が、好きな薬草の匂いは、すがすがしい香りがする肉桂(ケイヒ・シナモン)や、お腹がすく香りの紫蘇葉(シソヨウ)や、鼻が通る香りの薄荷葉(ハッカヨウ)などですね。


ケイヒの配合された桂枝茯苓丸や柴胡桂枝湯などの匂いや香りは大好きです。


漢方薬の味は、その味自体にも、効き目がございます。


漢方では、五味(酸・苦・甘・辛・鹹)は、五臓(肝・心・脾・肺・腎)に働きかけるとされています。


たとえば、酸っぱい味のする五味子(ごみし)は、肝臓を丈夫にする作用がございます。


苦い味のする牛黄(ごおう)は、心臓の働きを助けて、不整脈を治して、心臓を丈夫にする作用がございます。牛黄は、この夏の猛暑に対して、熱中症の予防に、大活躍しております。


ほのかに甘い薬用人参(高麗人参・御種人参)は、脾(消化器)を丈夫にして、食欲不振を治し、元気を作ります。


甘草は、その名のとおり、とても甘い味で、甘味料として使用し、漢方生薬の調和をとるために、かかせない生薬(きぐすり)のひとつです。


噛むとはじめは辛く後に甘い肉桂は、解熱作用や鎮痛作用があり、気管支炎や扁桃腺炎などの肺系の炎症を治す漢方薬や、胃腸炎などの漢方薬にも配合されています。


スーッとする良い香りの山椒(さんしょう・しょくしょう)は、うなぎの蒲焼にかける辛味のある薬味としてかかせません。温中散寒作用があり、腹痛に効く漢方薬に配合されています。


鹹(かん・しおからい)の味がする牡蛎(ぼれい)や別甲(べっこう・すっぽんの甲羅)には、軟堅散結作用があり、腫瘍が小さくなることを期待されています。


このように、漢方薬の匂いや味には、大切な効き目がありますが、髙木漢方においては、飲みづらい方には、匂いや味を抑えて、飲みやすくした錠剤や糖衣錠や、カプセル剤や顆粒や、丸薬やシロップ剤などもいろいろとご用意しております。


髙木漢方まで、お気軽にご来店になり、ご相談くださいませ。


髙木漢方 髙木 佳久先生

 

本来患者さんの体にあった漢方薬は飲みやすく感じます。
しかし、中には飲みづらく感じるときもあります。


そのときでも少し続ければだんだん慣れてきます。


今まで味わったことのない味や臭いに警戒心が働くのかもしれません。


食わず嫌いみたいなものです。


体は自分に必要なものは分かりますので、次第に飲みやすくなってきます。


お子様の場合はお母さんが「飲めるかな?大丈夫?」と心配そうに聞けば、子供の不安になって飲めなくなってしまいます。


「大丈夫、貴方の薬だからハイ!飲みなさい」といえば子供は安心して難なく飲みます。


大人の場合も漢方薬はまずくて飲みづらいという先入観があるから心理的に抵抗があるのだと思います。


当店では飲みづらいという苦情はほとんどありません。


初めのうちは飲みやすかったのにだんだんその漢方薬が必要なくなり他の漢方薬に代えたほうが言いというときは飲みづらくなります。


その時が代え時と判断します。


人間の味覚の働きで漢方薬の味から自分に合うかどうかを判断してくれます。


特に幼児は味覚が鋭いので、良く分かります。


それでも飲みづらいという方には慣れるまではオブラートで服用するかハチミツを少し混ぜて服用してもらいます。

ケンコウ薬局 秋江 洋和先生

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