きぐすり.com は、漢方薬、女性の健康、サプリメント、ハーブの情報を専門家がやさしく解説しています。 病気と漢方 アトピー性皮膚炎と漢方 漢方薬でアトピー性皮膚炎を治そう! アトピー性皮膚炎で下記の症状に該当するような方は、それぞれの処方を参考にしてください。 漢方の内服保湿剤 四物湯(しもつとう:当帰、、芍薬、地黄)人参(紅参)の併用を基本にしてください。 ■四物湯構成生薬 紅班とジュクジュクが広がり、消毒だけではおっつかない状態になると、排膿薬といわれる漢方薬を服用しなければいけません 桔梗湯(ききょうとう:桔梗[マクロファージや好中球の活性を高める作用を持つ]と甘草)十味敗毒湯 (じゅうみはいどくとう) もう少し薬効を広げるには・・・荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう:[黄連解毒湯:黄連、黄柏、、山梔子]+[四物湯:当帰、、芍薬、地黄]に荊芥、連翹、防風、薄荷葉、枳殻、甘草、、桔梗、柴胡を加味) 上記の排膿薬を服用すると、感染している患部から今以上に黄色い膿汁や透明なリンパ液が出始めます。清浄綿でパッティングしてふき去ってください。患部の紅班、浮腫、ジュクジュクが完全に消失するまで治療してください。 乳幼児のアトピー性皮膚炎予備軍には 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう) どくだみ5、紫蘇2、ウワウルシ3、菊花2、はと麦10を1.2リットルの水で煎じお茶代わりに飲んでいただいてもよろしいです。 ストレスで難治になっている女性のアトピー性皮膚炎 女神散(にょしんさん) が強い場合は女神散に桃核承気湯を加味する まだ紅班と掻き傷がある場合 四物湯 と 紅参 の併用を基本にして 黄連解毒湯 を加味してください。治りがよくなります 乾燥がひどくゴワゴワし、時には象皮のようになっている方 地黄剤としては 六味丸 もよろしいです。 皮膚の表面(角層)が乾燥しているのに、その内部はジュクジュクして、手の平や足の裏で美しい肌の部分に触れると、じっとりと湿っている 五苓散(ごれいさん) 煎剤では、茯苓を10~15g使い、さらに黄耆を10g加味すると水毒性のアトピー性皮膚炎はよくなります 紅班がある 五苓散 + 黄連解毒湯 を半量 紅班、熱感の強い場合 中国では、清皮湯(せいひとう:生地黄10、赤芍4、当帰3、3、5、山梔子4、白朮4、茯苓10、茵陳蒿5、8) 参考になりましたでしょうか?ここで紹介した処方は、ほんの一部です。また実際に使用される場合は、必ず漢方相談薬局・薬店などで相談してください。 1. アトピー性皮膚炎って?2. アトピー性皮膚炎の注意点3. 漢方薬でアトピー性皮膚炎を治そう! ページトップへ 咳・痰・気管支炎 気管支喘息 冷え症、冷房病 肝硬変 夜尿症 かぜ症候群 糖尿病 痴呆症 歯痛、歯周病(歯槽膿漏) 外傷 夏バテ アルコール 痔 乾燥肌、老人性乾皮症 肺の病気 アトピー性皮膚炎 胃の病気 慢性腎炎 リウマチ 腰痛症 強壮・強精 鼻づまり・蓄膿症 便秘 蕁麻疹(じんましん) 食中毒、下痢 片頭痛 尿路結石 前立腺肥大 婦人の病気 花粉症 不眠症 ウイルス性肝炎 膀胱炎 高脂血症、脂肪肝、肥満 変形性膝関節症 心臓病 肩こり、五十肩 耳鳴り、難聴 紫外線による日焼け 高血圧 脳血管障害 潰瘍性大腸炎