天然素材サプリ

アーユル・ヴェーダ生薬

　ア－ユルヴェ－ダ医学を現在に伝える書物で最も古い時代に編纂されたものがチャラカ・サンヒタ－で、主に内科を中心としたものです。その後、主として外科について記されたスシュルタ・サンヒタ－、及び古典の内容をまとめたアシュタ－ンガ・サングラハが著されています。

　今日のインド薬局方やインド薬用植物などの薬物書にはたくさんのア－ユルヴェ－ダ生薬が記載されています。例えばア－ユルヴェ－ダ医学で｢月の病｣すなわち精神錯乱の治療や蛇に噛まれたり蝎に刺されたときの解毒剤として用いられていたインド蛇木から、レセルピンやアジマリンといったアルカロイドが見出され、レセルピンは血圧降下や中枢抑制薬として利用されています。

　現在、日本で下剤として使用されているセンナはインドのケララ州や、マドラス州産です。また、健康食品のダイエット素材としてよく知られている、ギムネマや、サラシアは、ア－ユルヴェ－ダ医学で糖尿病の治療に用いられます。

　この他、ゴッコラ（センテラ）、ウィザニア（インド人参）、フェヌグリ－クなど種々のア－ユルヴェ－ダ生薬が日本でも知られるようになっております。

体質と健康

アーユルヴェーダ生薬

	ア－ユル・ヴェ－ダは「生命の科学」とか「寿命の学問」と和訳されています。
	アガリクスを中心にキノコ由来の抗ガン剤について説明します。