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漢方では老化をどのように考えていたか

その答えを私たちは現存する最古の医書である「黄帝内経」に見出すことができます。

人は元気を宿してこの世に生まれる。

この元気を先天の精という。この先天の精は腎に蓄えられ、成長、発育、老衰、一切の生命現象を支配調節している。

腎に蓄えられた精(生命エネルギー)、即ち腎精は生命を維持し、五臓六腑を滋養する根本物質とされ、男女生殖の基本物質、または成長発育を律している基本物質と考えられています。

そして漢方における腎とは、腎臓としての機能だけではなく副腎や生殖器の働きも含んでおり、現代の西洋医学的な立場からすれば、ホルモンやヒトの遺伝子、DNAなどはすべて腎に属します。

したがって腎気(腎の働き)が旺盛である人は老いにくく、老いるスピードも緩慢であり、寿命も長いですが、逆に腎気が衰えた人は老化が早まり寿命も短くなると言えるのです。

エイジング=加齢

エイジング=加齢は、カラダの様々な部分に現れますが、特徴的なものに髪の毛があります。髪に起きるさまざまなトラブルは、腎が弱り、髪を作る力が弱っている為と考えます。漢方の古書「本草網目」にも「髪は血の余り。腎は精の処で、髪は腎の華」という記述が残されています。腎以外に、肝(肝臓)や心(心臓)も髪と関連の深い臓器とされています。

  • 腎は髪に栄養を与え、太く、艶やかな状態を保持します。
  • 肝は血行を司り、頭頂部の血行に関与します。
  • 心は精神作用を司り、現代に多いストレス性の脱毛にも深く関係しています。

アンチエイジングにストレスと冷えは大敵といいますが、このことは東洋医学の世界においても共通と言えますね。


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