肝炎ウイルスやアルコールにより長年炎症が続いて、肝細胞が壊死することを再三繰り返していると、五十歳を過ぎる頃に肝細胞間に線維化がおこります。それが肝臓全体に増えて血流障害がおこり、肝臓が次第に硬くなった状態を肝硬変といいます。

肝硬変になると決してもとの健康な肝臓に戻ることはなく、また多量のアルコールを長年飲み続けると肝硬変になるといわれてきました。しかし、お酒が原因の肝硬変は5〜10%にすぎず、ほとんどは肝炎ウイルスの感染によるものです。C型肝炎ウイルスの感染者で慢性化した人の場合、10年で25%が肝硬変になるといわれています。



































