夏目漱石は小説『門』の中で、宗助が御米(およね)の肩を「指で圧して見ると、頚と肩の継ぎ目の少し背中へ寄った局部が、石のように凝っていた」と、御米のひどい肩こりの様子を表現しています。
このように、肩こりは誰でも経験する症状で、国民病の第2位といわれています。
肩こりとは症状の一つであり、医学的には『頚肩腕(けいけんわん)症候群』といいます。こりや痛みは頚部の脊髄や末梢神経が刺激を受けて起こります。
長時間同じ姿勢で仕事を続ける、過労、精神的ストレスなどが上げられます。ただし、フワフワの枕で寝る欧米人は就寝時に頚部に負担が掛からないので、肩こりが少ないといわれています。
また、虫歯や歯周病も原因の一つです。細菌の感染が口内で起こり口腔周辺の免疫系で排除できなかった場合、頚や肩の筋肉、皮下脂肪組織に誘導してここで免疫系が戦おうとするので頚肩がこり、痛みとして教えてくれるのです。
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