現代医学的な治療が行き詰っている病気の一つです。欧米の病気と考えられていましたが、戦後日本でも患者数が増加しています。最近では、10代後半から30代の男女同等に、毎年約4,000人の患者さんが新たに登録され、患者総数は約6万人といわれています。
大腸の粘膜に原因不明の炎症ができる病気です。潰瘍は、肛門に近い直腸から始まるのが普通で、その上のS字腸結腸、下行結腸と広がり、30%の人は大腸全域に広がります。また潰瘍性大腸炎によく似た疾患に「クローン病」があります。
食生活の欧米化が原因といわれていますが、血中に抗大腸抗体、抗好中球細胞質抗体、抗血管内皮抗体などが発見されていますので、なんらかの抗原が体内に 侵入して自己免疫異常をおこしているといえます。
ただ、これといったはっきりした原因はわかっていません。
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