|

薬湯には、お湯の中に薬物を入れて入浴する一般的な方法と、薬物の中に蒸気を通し、その蒸気を身体に当てる又は部屋中に充満させてその中で薬物の効果を得る空気浴とがあります。
お湯の中に浸かる一般的な薬湯は、入浴で身体を温めリラックスさせる効果に留まらず、皮膚を通して薬物を吸収させ、血流を増加させると共に、お風呂の湯気と共に空気中に拡散する精油などを呼吸器系からも吸収させ、薬物の作用を得る方法です。
空気浴も空気中に水蒸気と共に拡散した精油などを皮膚や呼吸器系を通して薬物の作用を得る方法です。リラックス効果は劣りますが、発汗作用が強く働くため、サウナ的な効果も得られます。
いずれにしても、呼吸器系からの吸収は、消化管を通しての吸収ではないため、吸収された成分が直接作用するため、入浴中からすぐにその効果を体験できます。ただ、湯船に浸かる方法ではどうしても空気中の成分濃度が低くなるため、呼吸器系からの吸収は空気浴に比べ弱くなります。
|