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台風がゆっくりゆっくりと移動しています。
被害に遭われました地域の方々、お見舞い申し上げます。
また進路予測に入っている地域の方々には十分にご注意いただきたいと思います。
台風から遠くても影響が出ることもあるみたいですね。
すなわち私も含めて皆さん、注意して過ごしましょう。
注意すること。畏れること。
これからこのような機会がますます増えていくことになりそうです。

からだを大切にし、命を養うために、一字で表せる大切なことがある。
これを実行すれば、長生きをして病気になりません。
それは「畏」という字。
ことごとに細心の注意をはらい、好きにしないようにして、
あやまちをおかさないようにする。
畏れるとつつしみが生まれてくる。と益軒先生は説かれます。
畏れがないと人は無謀なふるまいをして、自他を傷つけ、
多くを失ってしまいます。

益軒先生は命をそこなう外邪と内欲にたいする心のあり方を
「怠惰」と「あやまち」という言葉で表現されています。
怠惰とは能力があるにも関わらず実施しないことを指し
あやまちとは健康や命をそこなう決定を心が下すことをいいます。
寒いと分かっているのに薄着で外出したり
おなかがいっぱいなのにデザートを食べたり。
すべては自分の心の問題であり益軒先生は
「つつしまない」と表現されています。

飲食と色欲のつつしみがないと
毎日元気を補うためのお薬を飲んでも役に立たないでしょうとも言われいます。
風・寒・暑・湿の外邪をおそれて防ぎ
食後には歩くようにしてからだを動かし、時々もんだり
腰やお腹をさすったり、手足を動かし、運動をして血の気をめくらせて
飲食したものを消化させなさいとも言われています。
養生の道は病気のないときにつつしむことであり
薬を使い病気を責めるのは養生の末である。

こころを平和にし、気を鎮め、怒りと欲をおさえ、
憂いと思いを少なくし、こころを苦しめず、気を損なわないこと。
長時間寝てしまうと、気が停滞して循環しなくなるので注意すること。
飲酒は少し酔う程度にとどめるべき。
食事は満腹にしないこと。
色欲はつつしむこと。精氣を消耗すると、下半身の気が弱り命が短くなる。
養生に取り組むにあたり最初にすべきことは
こころに静けさをもたらすよう示唆をされています。


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