今日は満月ですね。皆既月食が起こります。
注意深く穏やかな心でお過ごしなるのが良さそうです。
私は1日ファスティング。
腸内の微生物の声に耳を傾け
頭でっかちの日々からほんの少し開放。
腹で考える、という視点に置き換える日にします。
昨日の続きですが
つい最近まで臓器をコントロールする司令塔は「脳」と考えられました。 ところが最新の科学では臓器同士が連携を取り、情報交換をして ネットワークを構築しているということが明らかになってきた、ということです。 酸素が足りないと判断するのは「脳」。 そして骨に赤血球を増やせと指令するのも「脳」。と考えてきましたが、 「腎臓」と「骨」各々が明確に意思疎通を図っているということです。 「心臓」が疲れた、というメッセージを出せば、「腎臓」が塩分の再吸収を減らして 身体から塩分を排出します。塩分が減れば血圧がさがり「心臓」が楽になる。 もちろん「脳」もメンバーの一員として参加しているわけですが。 最近ブロックチェーンなる仮想通貨が話題になってますが こちらも中央銀行という司令塔が管理するのではなく、参加者の相互の情報伝達で 管理していく仕組みだと聞いています。まだまだ脆弱な感じですが 臓器間のネットワークという視点に通じるものがありそうです。 |
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更新日: 2018/01/30 |
今日も朝から気温が上がらない福岡市です。
寒い時期に注意しなければならない臓器が腎です。 腎臓といえばおしっこ。ではありますが 漢方で使う五行においては腎と骨、骨髄の機能が関連すると最初に教えられます。 最近の科学ではこのことに関する解明がされ始めています。 通常酸素飽和度という血液中の酸素の割合は96~98%です。 例えば高地トレーニングというものをすると89や88という正常値を 下回る数字が出ます。呼吸が苦しくなりますね。 ところが2週間もトレーニングをすると正常値に限りなく近づくそうです。 これを高地順応といいます。では何が変化したのでしょうか? 酸素が足りないよ、と「腎臓」からEPOという物質が分泌されます。 その酸素が欲しいというメッセージを載せたEPOは血液の流れに乗って 「骨」に運ばれます。メッセージを受け取った「骨」は赤血球の増産を始めます。 赤血球が増えると全身の筋肉により多くの酸素が供給され、持久力も上がります。 |
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更新日: 2018/01/29 |