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だいあん先生の漢方講座 【冷え性】
最近朝晩寒くなり、冷え性の方には辛い季節になってきました。現代医学では主に抹消循環の悪化が原因とされますが、冷え性に対して有効な治療法はあまり見当たりません。

しかし、漢方ではむしろ得意とする分野であり、体質にあった漢方で改善する方が少なくありません。

特に女性には冷え性の方が多く、足腰・手先からお腹まで冷えて辛く、肩こりや頭痛を伴うこともあります。漢方では気・血・水・陰陽のバランスを整えることで根本より治していきます。

30歳のOL。日頃より冷え性で虚弱タイプ。今の季節から電気毛布を使用しないと冷えて眠れないとのこと。

この方は漢方薬の煎じ薬の当帰四逆加呉茱萸生姜湯を温服してもらいました。おかげで服用後、体の芯からポカポカで、ひどい頭痛も気にならなくなったと、喜んでいました。
更新日:2010/02/20


だいあん先生の漢方講座 【夜尿症】
夜尿症(おねしょ)の治療漢方薬の小建中湯飴が好評です。これはカゼひき体質や胃腸虚弱などを治す漢方薬の小建中湯を飲みやすいトローチ型の飴にしたものです。これだと子供でも味を気にせず長く続けることができ、その結果夜尿症を治すこともできるわけです。

本来、夜尿症は放っておいても大人になるまでには勝手に治るものです。しかし、周りの家族が心配して相談に来る場合が多く、むしろ本人に至っては全く気にせずケロケロしているようです。

ただ、小学生の高学年になると学校の行事でのお泊りが発生し、同級生などには知られたくなく、治したいと希望するのもこの年頃からのようです。また昔から「夜尿症にバカなし」と言われ、頭の良い子に多いのも事実です。

漢方薬が飴になっている小建中湯飴は、虚弱体質を改善させながら夜尿症も治す画期的な飴です。一度お試し下さい。
更新日:2010/02/21


だいあん先生の漢方講座 【花粉症】
花粉症はアレルギー性鼻炎の一種で、主に花粉(スギ・ブタクサ等)に反応し、くしゃみ・鼻水・鼻づまりや目のかゆみ等の症状がでます。
特にスギ花粉の季節(2月〜5月)は要注意。
漢方薬は、症状・体質によって使い分けていきます。

(1) 風寒証  寒さで悪化し、多量の鼻水、くしゃみ、鼻づまり
★小青竜湯(ショウセイリュウトウ)・葛根湯加方(カッコントウカホウ)

(2) 風寒陽虚証  風寒証より寒気が強いタイプ
★麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)

(3) 燥熱証  鼻づまり、のど、口の乾燥や痛み
★辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)・白虎湯(ビャッコトウ)

(4) 陽虚気虚証  鼻の症状、疲労感、胃腸虚弱、寒気タイプ
★理中附子湯(リチュウブシトウ)・桂枝人参湯(ケイシニンジントウ)

漢方薬の長所は一時抑えでなく体質改善と全身状態の改善。副作用が少ないので長期服用も安心。
更新日:2010/03/23


だいあん先生の漢方講座 【ストレス病】
「ストレス」現代社会において老若男女を問わず、大なり小なり、ストレスのない方は、ほぼ皆無といっても過言ではないと思います。
本来人間は、多少のストレスに対し一定の恒常性といって、自分自身で元に戻るしくみになっています。

しかし、ストレスが強い、ストレスが繰りかえす、体側が虚弱だったり病気をしている時、自律神経がチグハグになり、いろいろな症状が出てしまいます。
イライラ、動悸、不安、不眠。それがお腹にくると、下痢や食欲不振などなど・・・。

漢方では、ストレスがかると「肝」と「気」が乱れ、「心」(シン)「脾胃」(ヒイ)と続き、様々な症状がでてきます。
不安や緊張でドキドキする。環境が変わって気分がモヤモヤする。日中気力が出ない。不眠。緊張で下痢。ストレスで食欲がない。

そんな時効果的なのが、感應丸気(麝香・牛黄配合)です。
気のめぐりを良くし、様々なストレス病に効果があり、即効性もあります。一度お試しください。
更新日:2010/05/23


だいあん先生の漢方講座 【片頭痛】
片頭痛の原因は、頭の中の動脈の拡張によるもので、発作性の激しい頭痛が頭の左または右の片側、まれに両側にきます。発作時間は数時間から1〜2日続くこともあり、吐き気や嘔吐を伴うことがしばしばです。疲れた時は生理時に起こりやすく、女性に多いようです。

30歳の女性。日頃から頭痛持ちで、肩こりも伴っている。発作時はガンガン頭痛がひどく、吐いてしまうことも度々あるとのこと・・・。市販の頭痛薬を服用すると一時的には少し治まるが、胃を悪くしてしまった。漢方で何かないでしょうか、と来店されました。

この方は顔色も悪く、冷え性で胃腸虚弱だったので、体質改善の目的で漢方薬の桂枝人参湯合呉茱萸湯(ケイシニンジントウゴウゴシュユトウ)を煎じ薬で温服してもらって、痛みに即効性のある三七人参を併用してもらいました。

効果はてきめんで、あんなにひどい頭痛が楽になったばかりか、肩こり、冷え性や生理痛までもよくなった、と大変喜んでいました。
更新日:2010/06/19


だいあん先生の漢方講座 【水毒と漢方】
日本は、中国大陸と違い風土上湿度の高い国です。ですから当然日本人も「湿を伴う体質」(水分代謝が不十分)になりがちです。=水毒体質と漢方では言います。
特に梅雨時は更に湿度が高くなり、体が重だるい、食欲減退、尿量減少やむくみなどの水毒症状が出やすくなります。

漢方の五臓で見ると、肺・腎・脾(消化器)の働きが失調したために水分の流れや排泄が悪くなり水分が異常に停滞します。

45歳の女性。日頃からムクミ体質で、いつも夕方にはソックスのあとがくっきりで、しばらく凹んだままでもどらない。水分を摂る割には、尿も少なく、この時期は体が重だるく疲れやすい。

この方は、まさに水毒症状だったので、漢方薬の六君子湯合防已黄耆湯(リックンシトウゴウボウイオウギトウ)を服用してもらいました。効果はテキメンで、尿量が多くなって、体のだるさもなくなり、あんなにムクんでいた足首もスッキリで体重も減ったと大喜びでした。
更新日:2010/07/09
 
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