• 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • トピックス
  • お客様の声

今回はステロイド剤で1年間治療してもなかなか治らない湿疹に悩まされていた患者様から喜びの声をいただきました。
当店では遠方の方でもご相談できるよう、オンライン相談も導入しております。お困りの際はぜひお力になれればと思います。

■漢方相談予約・お問合せ>>「お問い合わせ(LINE,WeChat,Skype,メールフォーム)リンク
■オンライン相談について詳しくはこちら>>「オンライン漢方相談|来店なしでお薬お届けリンク
■その他皮膚症状に関する記事はこちら>>「皮膚科:アトピー・皮膚炎・蕁麻疹・乾癬などリンク

---------------------------------------------

ニックネーム:みか
年齢:36歳
性別:女性
漢方の服用期間:1年6ヶ月

担当 張冬先生リンク

今までの治療経験

いわゆる原因不明の手湿疹を1年程西洋医学の皮膚科に通って、治ってはぶり返し、治ってはぶり返し、その度にステロイドの薬を強くしていくしかない状況に嫌気がさし、根本的な体質改善をしたいと思い、漢方薬局をたずねました。

富士堂での治療体験談

生薬を煎じる(煮出す)のも楽しみのひとつでした。独特の香りがキッチンに広がって。
味は苦いイメージがありますが、私にとっては「おいしい苦み」でした。
飲むと、体の中からかゆみが落ちついていく感覚と、内側から強くなっているような感覚がありました。ホルモンバランとの関係もあったのか、症状が良い時と悪い時の波が徐々に小さくなっていきました。
一時は手袋をしないと何もさわれない程、全てのものに敏感になっていましたが(爪もはがれていました)、今は入店時のアルコール消毒もできるようになりました。

闘病・治療中の方へのメッセージ

東洋医学や漢方は効きが悪いというイメージを持たれている方もいるかも知れませんが、そんな事はありません。口にするもので体の環境は大きく変わります。今あなたの身体に出ている症状は身体からのメッセージです。まず耳をかたむけて、声を聞いて下さい。
そして富士堂漢方薬局の先生方はその声を聞き、改善の手助けをしてくださいます。
是非、体の欲するおいしい苦みを楽しんで治療してください!

担当の先生からのコメント

湿疹のためステロイド剤を使用し一時的に改善しても、薬をやめた途端に繰り返し発作が出るといった経験を持っている方は大勢いらっしゃいます。漢方治療では体質改善も同時に行えますので湿疹を根本的に改善させることができます。富士堂では皮膚症状だけでなく、全身の状況から生活習慣までを確認し、納得できる治療プランをご提案いたしております。

【関連項目】

>>20歳 手荒れ、5年以上悩まされ続けた手指の皮膚炎が2週間で完治|漢方体験談リンク
>>42歳 蕁麻疹、お子様の受験で蕁麻疹。1か月で完治|漢方体験談リンク
>>症例「湿疹(皮膚炎)・アトピー・蕁麻疹の漢方治療&改善3症例リンク
>>症例「乾燥性皮膚炎の痒みが漢方薬でみるみる軽快。自律神経の乱れも改善!リンク

NONALNUM-6Y6M5YCJ576O5L2z44GV44G-44Ki44Oz44Kx44O844OIX3BhZ2UtMDAwMQ-E



冬になると体にはどのような変化が起こり、健康面にどう影響するのでしょう。今回はこれらについて漢方医学(中医学)の視点から解説していきます。


1.寒—血管収縮—瘀血—冷え・内熱

まず、冬は寒いですね。寒くなると血管が収縮し、筋肉も縮んで凝りやすくなります。これを中医学では「寒は収引を引き起こす」という言葉で表現します。血管が収縮すると、血圧が高くなります。結果的には血液の循環が悪くなり、つまり「瘀血(おけつ)」という状態となります。循環が悪くなると、血液の分布が不均等になり、不足部分特に下半身・足元などが特に冷えます。これを「冷え症」といいます。また、一部に熱がこもったり充血したりすることもあり、その部分が特に肩や頭の場合は重く凝り、場合によっては「ほてり・熱感」がすることもあります。つまり、気血の循環が悪くなると、正反対に「冷え」や「内熱」が出ることがあります。

これが冬になると、血圧が高くなりやすく、脳梗塞や脳溢血になりやすい原因です。この観点から、適度な運動が血液循環の改善に非常に役に立つことがわかります。中国戦国時代《吕氏春秋•尽数》にある「流水不腐,戸枢不蠹(流水は腐らず,戸の軸は虫に食われない)」とはまさにこのことです。漢方では、気血のめぐりを促進するために当帰・川芎・地黄・芍薬・桃仁・紅花・田七人参、桂皮・柴胡・蘇葉・生姜などをよく用います。また内熱を冷ますもの、たとえば黄連・黄芩・菊花などもおすすめです。

富士堂では体を内側から温めて冬の不調を解消するオリジナル漢方茶「ポカポカ茶リンク 」を取り扱っております。


2.寒+乾燥―咽頭部乾燥―咽頭・気管・肺

寒くなると、空気も乾燥してきます。
そのため、冬は寒いだけでなく、乾燥が加わり気道に大きな影響を与えます。
漢方医学的な言い方をすると、寒邪燥邪になります。
夏の快適室内湿度は55-65%、冬は45-60%とされています。夏なら65%以上、特に70%を超えると皮膚の汗が蒸発しにくくなり、べたべたして不快さを感じます。
逆に冬は湿度が40%より低いと、口腔粘膜が乾燥し、インフルエンザウィルスの生存率が高くなります。また呼吸により乾燥した空気が気道に出入りすると、口腔や気道の水分も失われます。喉が乾くと、口腔内でウイルスや菌が繁殖しやすくなり、咽頭部の発赤、きりきりとした痛み、乾いた咳を引き起こします。ひどい時には風邪、咽頭炎、扁桃腺炎、鼻炎、気管支炎・喘息、インフルエンザなどにかかってしまいます。
下は1961年にG.J.Harperらが研究したインフルエンザの生存率を示すグラフです。

5ecf3964a05b77b7c0ad4cb002284fae


インフルエンザウィルスの生存率1

つまり、温度・湿度が上がるほど、インフルエンザウイルスの生存率は低下し、湿度が50%を超えると急激に低下するとされています。
深秋から冬に旬をむかえる梨・大根・りんごなどは水分がよく含み、去痰潤い作用を持ちます。
また、咽頭乾燥、咳、咽頭痛、喘息、肺炎などに対しては、漢方医学では昔から豊富な治療経験があり、麦門冬・半夏・人参・桔梗・甘草・陳皮・竹茹・地黄・当帰などの生薬が多く用いられます。


3.乾燥肌・敏感肌と皮膚炎

空気の乾燥から、皮膚のかさつきや乾きに悩む方は多くいらっしゃいますが、皮膚の乾燥に気づかない方も実はいます。皮膚の一番外側の表面には皮脂膜があり、その下に角質層があります。角質層には皮脂、天然保湿因子、角質細胞間脂質があり、皮膚を乾燥から守るために重要な働きをしています。

①外部“燥邪(そうじゃ)”―内生“燥邪”―“風邪(ふうじゃ)”
皮膚の表面が乾燥してくると皮脂膜を保てなくなり皮膚の水分が蒸発しやすくなります。また、角質層の保湿因子が減少し皮膚が水分を保持できなり乾燥肌を引き起こします。乾燥した皮膚では角質層の真下にかゆみを伝達するC線維という知覚神経がのびてきているため、外部からの軽微な刺激にも敏感に反応してかゆみを誘発します。保湿することは皮膚を乾燥から守ると同時にかゆみを予防するためにもとても大切です。

漢方医学からみれば、寒い冬には陽気が収斂し、皮膚に気血の循環が乏しくなりやすく、皮膚のうるおいが足りなくなります。「外部の燥邪(乾いた空気)」と「内部の燥邪(循環不足による保湿因子の減少)」が「敏感肌・痒み」をつくるのです。 また、代謝力の乏しい老人や婦人は、もともとの腎気が弱いため、皮膚の再生力が弱く、よりうるおい不足に陥りがちで乾燥肌や敏感肌、皮膚炎になりやすいという結果に。

②“燥から風・火”――乾燥肌から敏感肌、乾燥肌から皮膚炎
中医学には「燥生風」という言葉あります。冬には外気が寒く、空気が乾燥しており、乾燥肌の上にさらに暖房やお風呂で温めることにより、温暖・乾燥・静電気などの刺激が加わり、よりかゆみが出やすいのです。また、掻くことで皮膚の表層が搔き壊され、より敏感に、よりかゆくなります。その結果、皮膚炎が生じることになります。漢方医学では、皮膚炎の段階になれば「燥火が生じている」と称します。乾燥肌が要因となり、アトピー性皮膚炎が冬に悪くなるケースも少なくありません。

③皮膚乾燥・乾燥肌・皮膚炎と漢方薬治療
「気・血・水」、また「燥・風・火」から、皮膚乾燥・乾燥肌・皮膚炎の漢方治療を見ると非常にわかりやすくなります。

:腎気不足、代謝低下には補腎薬の漢方薬地黄・山薬・山茱萸・沢瀉などが有効

:補血剤の漢方薬である当帰・地黄・芍薬・川芎(=四物湯)をベースに治療するとよい

:水分代謝力を高める黄耆・茯苓・沢瀉などがよく用いられる

:多くは血を補って、血燥を治療する。やはり、当帰・地黄・芍薬・何首烏・甘草などの漢方薬がよい

:防風、荊芥、蒺藜子などで風を去り、かゆみを止める

:皮膚の発赤・湿疹(皮膚炎)、強い掻痒には、黄連・黄芩・山梔子・黄柏・苦参・石膏などの清熱解毒の漢方薬を用いる

④冬は保湿をしましょう
乾燥肌やそれに起因する諸症状の治療や予防には保湿が大切です。
保湿剤として一般的にはワセリン、尿素入り外用剤、ヘパリン類似物質含有外用剤があり、剤形には軟膏、クリーム、乳液、ローションがあります。保湿剤は強くすり込んだり押し付けたりせず、やさしく撫でるように塗ると刺激を避けられます。
また、日常的に皮膚を清潔に保ち、乾燥を防ぐ工夫が必要です。お風呂のお湯の温度は高すぎないようにし、長湯を避けましょう。その他にも適当に水分を摂ったり、適正量の脂肪やコラーゲンを含む食品を摂ることも、乾燥肌対策の役に立ちます。

このように、冬の寒さや乾燥は人体に様々な影響をもたらしますが、正しく自分の生活環境を整備することにより不調を回避することができます。もちろん、少しでも体調の変化を感じたら悪化する前に早めの治療を。当店では日常的に予防も兼ねて漢方薬を取り入れているお客様が多くいらっしゃいます。薬だけでなく薬膳や漢方茶から始めてみるのもおすすめです。


【関連記事】

>>記事「アトピー性皮膚炎の原因と漢方薬リンク

>>記事「入浴で疲れを癒やしてリラックス|漢方薬局の入浴パックリンク

■オンライン相談について>>「オンライン漢方相談|来店なしでお薬お届けリンク

■漢方相談予約・お問合せ>>「お問い合わせ(LINE,WeChat,Skype,メールフォームリンク



日頃よりご利用いただき誠にありがとうございます。

昨今の世界情勢による原料の高騰やメーカーの価格改定により、この度、
いくつかの商品の値上がりが決定いたしました。
患者様方にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。

新価格切り替え日:2023.03.01~

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。


NONALNUM-5oKj6ICF44GV44KT44G444Gu5qGI5YaF-E



------------------------------------------------

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と排卵障害を抱えながらも3ヵ月間漢方を服用し、タイミング指導を受け、無事妊娠に至った患者様にアンケートにご協力いただきました。

当店では婦人科系疾患や不妊症、また多岐にわたるその他のご病気の原因を体質とともに分析し、おひとりおひとりに合った漢方薬をお出ししております。
病院・クリニックでの治療、西洋薬との併用についてもご相談ください。
ご来店が難しい方には、オンライン(LINE,WeChat,Skype)や電話での相談もおすすめしています。

■漢方相談予約・お問合せ>>「お問い合わせ(LINE,WeChat,Skype,メールフォーム)リンク

■オンライン相談について詳しくはこちら>>「オンライン漢方相談|来店なしでお薬お届けリンク

-------------------------------------------------------

ニックネーム:ミモ
年齢:35歳/女性
漢方の服用期間:3カ月

担当:張冬先生リンク


今までの治療体験

不妊治療専門のクリニックでタイミング療法。


富士堂での治療体験談

職場の人と同時期に1度妊娠したが流産してしまい辛かった。
仕事を辞めて、基礎体温やタイミングを測るアプリを利用した。
漢方(東洋医学)と不妊に関する本を読んで、漢方に興味を持ち、こちらに伺った。
漢方だけでなく、生理周期等詳しくカウンセリングしてもらい、1度タイミングをアドバイスしてもらって妊娠でき、本当に嬉しかった。


闘病中の方へのメッセージ

年齢のことや周囲の妊娠等あり、本当に妊娠できるのか、本格的に不妊治療をしないとダメかなと不安や焦りがありました。話せる人に話したり、後悔しないように行動したり、リフレッシュを意識しました。こちらで励まして頂いたり、とても丁寧に分かりやすくアドバイスがもらえた事もとても良かったです。


担当の先生からのコメント

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と排卵障害、更に不育症(1回目の流産)の疑いもあり、体質も鑑みて瘀血証と判断しました。排卵促進と瘀血体質改善を目的とした漢方薬、そして着床のコンディションを整えるという意味で漢方茶の「子福茶」を併用し、無事に妊娠されました。めでたいことに、こうして妊娠に至った患者様は多く、ご好評いただいております。

子福茶はオンラインショップからもお求めいただけます。

〇子福茶10包入りリンク

〇子福茶30包入りリンク



【関連項目】

>>甲状腺機能低下症3年間、漢方薬治療6か月で妊娠リンク

>>不妊症から卒業した先輩ママの体験談リンク

>>カテゴリー「不妊症・不育症・産後ケアリンク

>>カテゴリー「不妊治療成功症例~先輩ママ&パパたちの妊活体験談~リンク


NONALNUM-5bGx55WR5Y-L576O44GV44G-44Ki44Oz44Kx44O844OIX3BhZ2UtMDAwMQ-E




「2ヵ月で10kg減」富士堂漢方薬局がVOGUE Japanに掲載されました!

コロナ禍のリモートワークや外出自粛により大幅に増えたのがダイエットを希望する患者様。
NHKの調査によるとステイホームによる運動不足で体重が増加したと感じている人は全体の58%にも及ぶそうです。
(参照:NHK.” 新型コロナウイルスの流行で増加する“コロナ太り” 原因と体への影響は?” 2021.07.14)

そんな中、富士堂に通っていたYさんは漢方薬をダイエットに取り入れ見事に5か月で20kgの減量に成功されました。

【掲載記事はこちらから】
最初の2カ月で10kg減量に成功。“ラーメン不要”の体になるまでの60日間。【実録! 私のカラダ改革〜Yさん編 Vol.2】リンク

今回Yさんが服用されたのは防風通聖散。
相談担当にあたった所長・許志泉先生は「もちろん、人それぞれで体質や脂肪のつき方、食生活や体力は異なりますのでダイエットを希望される方全員に防風通聖散が合うわけではありません。富士堂では詳しくお話しを伺い、脈をみて、舌診し、患者様に最適な漢方をお出ししています。」と言います。

徐々に社会活動が再開され、運動不足や体力不足を再認識する方も増加傾向にあります。これを機に漢方薬で自分の身体を整え、すっきりした気持ちで毎日がんばりたいですね。


VOGUE Japan
: https://www.vogue.co.jp/リンク
リンク
記事掲載元: https://www.vogue.co.jp/beauty/article/8pounds02-diet-self-reformationリンク
リンク
掲載日:2022.10.13

【参考文献】

宮﨑滋 (2021) “新型コロナウイルスの流行で増加する“コロナ太り” 原因と体への影響は?”, NHK健康ch. [https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1286.htmlリンク ] 2021.07.14

mealmanagement




Copyright© 富士堂漢方薬局 All Rights Reserved.