目のまわりの筋肉がピクピクけいれんする
そんな相談が結構あります。
自分自身でも経験あることですが、
疲れていたり睡眠不足が続いたりストレスがたまったり・・・
という理由で起こるけいれんには
漢方や鍼灸は極めて有効です。
逆にそれをバロメーターにして
「どうも最近疲れてるみたいなので・・・・」
と言って受診される方も。。。

しかし、その一方で手ごわい例もあります。
東洋医学でなかなか解決せず、
神経内科(こころの問題でなく脳や末梢の神経が専門)に
紹介状を書くケースもあります。

そういう場合はたいてい
顔面を支配する神経が頭蓋骨から顔の表面に出ていく
までのところで血管などによって神経が圧迫されているケースです。
手術して圧迫箇所を除去するという手段もありますが
一般的ではなく、普通はボツリヌス毒素を注射すると
けいれんは約2~3カ月止まります。
また、けいれんが出だすと注射する。
そんな繰り返しとなります。

また、こんなケースでは脳腫瘍などを否定するために
スポットを絞ったMRI検査をして
まずは命に別条ない事を確認します。

手ごわいものから簡単なものまで
顔面のピクピクにはいろいろなケースが存在します。
しかしながら、経験上、
東洋医学の出番が大多数であると実感しています。
まずは、東洋医学を試してもらってOKです。

TEL 0746-32-4568

 

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頭痛・・・日常よく遭遇し体験する症状ですが、
程度の差もその原因もさまざまあります。

ストレスによって気の流れが滞っていたり、
それによって血流が悪くなったり
筋肉がこわばって起こる頭痛には
ツボ療法が有効なこともあります。

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写真は「太衝(たいしょう)」というツボにお灸をしています。
親指と次の指の間を 指で擦り足首のほうに移動して
指の止まる所にあるツボです。

頭痛だけでなく、不眠・月経不順・めまい・ひきつけ・うつなどにも応用されます。
海外の文献にも登場して一定の評価を得ているツボです。
是非、お試しください。

     

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うつ状態になって薬も飲み休養もして、
動こうにも動けなかったような時期が過ぎて
少しずつ回復してきたような頃に
必ずといってもいいくらいに遭遇するのが
調子のいい日と悪い日が交錯する日々です。

昨日できた事が今日できなかったり、
逆もまたあります。
上向きに回復しているなと感じていて
ここのところ少し気分もいいなと思っていたのに
ドーンと落ち込む日が幾日か続く。。。
原因に思い当たることもあれば、
わからない事も。。。

こんな時、調子が上向き傾向だっただけに
余計に落ち込みが「大きな事」に感じて
不安になってしまうのですが、

心配いりません。また、上向きになります。
「落ち込みのベテラン」になれば
これはどれくらいで上向きになるだろうと
予測できることもあります。


予測できるようになれば楽なのですが
そうはいかないケースもあります。
しかし、上昇下降を繰り返しながら
良くなっていきます。


丁度、冬から春になる三寒四温みたいです。
春は来ます。ご安心ください。
回復の波、上手に乗り切りましょう
漢方や鍼灸でお手伝いさせていただく事も可能です。

福田漢方 TEL0746-32-4568

 

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インフルエンザウイルス・・・やっかいなウイルスです。
何もインフルエンザだけに限ったわけではないですが、
ウイルスは「バージョンアップ」しやすく、
ウイルスの立場でみると、彼らなりの生き残り戦術であります。

そういう事から、一度抗ウイルス薬を作ったら安泰!というわけにいかない。
タミフルが効かないタイプもあるのです。
また、タミフル自体もいろいろ問題点が指摘されている事もありますので
使わないで済むならそうしたいと思うのが当然ですよね。
予防ワクチンも万全とはいえない。

そこで、漢方の出番です。
漢方って即効性がないって思われがちですが、さにあらず。
効くときはビックリするほど即効性があります。


インフルエンザ感染に対して
動物実験した報告がありますので要約を紹介します。

---麻黄剤の辛温解表作用とその機序の解析---
 (北里大学生命科学研究所和漢薬物学研究室 永井隆之氏らによる)

マウスにインフルエンザウイルスを上気道感染させ
4時間後から2日間、麻黄湯を自由摂取させたところ、
水だけ摂取させた群とくらべて解熱作用が認められ、
感染2日後に鼻腔および肺洗液のインフルエンザウイルス価を低下させ、
抗インフルエンザウイルス抗体価を上昇させた。
麻黄湯は非感染マウスに投与すると、
体温上昇作用を示し
血清中のインフルエンザウイルス結合性抗体価を上昇させた。

麻黄湯の辛温解表作用を現代科学的に翻訳すると、
気道免疫系の活性化(辛温)による
呼吸器感染ウイルスなど病原体(風寒の邪)に対する
治療効果(解表)とも考えられる。----------

としている。
日頃、麻黄湯を使っていてタミフルに劣らないと思われる効果を
体験します。

ただ、この麻黄が含まれる処方は多くは「実証」の人向きです。
使い方を間違うと思わぬ副作用が漢方にだってあります。

自己判断せず、専門家にご相談ください。
そのために我々がいます。

 

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