アレルギーのため くしゃみ鼻水でお困りの方。
今までは、一般医薬品のくしゃみ鼻水用の薬を使っていて
それでうまくコントロールできていた。
ところが、血管収縮成分?で副作用が問題になり販売中止になってしまったとの事。

本人は「今までそんな怖い薬を飲んでいたのか!」と感じ、
一般の薬でさえ副作用が問題になるのだから、
合成薬品は恐いので漢方でコントロールしようとお見えになった。

処方は奇をてらわず、オーソドックスなものとして経過観察することに。
半月経っての感想は、
「今までの薬より効果は弱いが効いてない事はない。ただもう少し効果が高いといいのですが」
と言うので、
同じ処方に、利水剤一味(1種類)追加してみた。
すると、
「今度は前より良く効いてうまくコントロールできています。
なにより、以前は指先の冷えやしびれがあったけどそれが消えました。
今から思うと、前の薬の副作用だったのかもしれません。」と。

うまくいきました。

   

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うつ状態の人に言える事。
それは、「感度」が上がっているという事。

かなり状態が良くなって、「うつのリハビリ」を行っている人。
チョッとした家族の言葉で、大きく傷ついて
「うつ状態」がぶり返した。

周りの人から見たら、笑顔も出てきて
だいぶ良くなったように見えても、
本人は「まだまだ」と思っていることがほとんど。


健常な状態ならやり過ごすことができるような言葉でも、
こんな時に投げかけた言葉は、グサッと刺さる。

うつの回復からリハビリ期は気をつけないといけない。

     

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現代における闘病は、
・病気や治療法について知る事
・病気を背負っての生き方について考える事
の二正面作戦である。
    柳田邦男さんの「元気の出る患者学」より


なるほど!
あえて付け加えるなら、
さらに、病気をあきらめる事・・・・・かな。

とらわれる心が却って仇をなすように思えるのです。
治りたいならあきらめる事受け入れる事!なのかもしれません。


 

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出先でサインを求められた時、自分の名前が書けない
いつ頃からか、緊張して震えてしまっていた人。

自信を持つ事、平常心になることがいいのは分かっていても
これがなかなかできない。

きちんとしたところ、
例えば銀行や役所で公文書のサインどころか
葬儀の参列で記帳もできない、
あるいはもっと気楽なところ、
例えばレストランなどのアンケートもNG。

今まで市販の漢方も試してみたけどダメ。
ネットで調べたら精神安定剤や筋弛緩剤が良いような気がするけど
副作用も恐いし、決して100%効果があるわけでない。

困り果てて相談にお見えになった。

診ると、メンタルもメンタルで、この件に関して完全に自信喪失している。
腕はというと、筆圧がもともと強いせいかガチガチにこわばっている。

そこで、治療方針は、
① こわばっている筋肉を週に一度 針治療でほぐす

② 「漢方の精神安定剤」とでも言うべき処方のうち、証に合うものを選択して
   長期戦覚悟で継続する。

③ 針治療の最中に、喪失した自信を取り戻すべく、ストレス緩和、メンタル強化の
   カウンセリングをする

④ 少しずつサインの練習をする。まずは自宅で一人で、次に家族の前で、
   そのあと、こちらで私の見ていないところで、次に私が見ているところで・・・・

こうして、克服の道を歩み、まだまだ緊張はするけど人前でサインができるようになった。
あとは、回数を重ねて、抵抗なくサインできるようになる日を待つばかり。
数か月かかったけど、早い回復だと思います。

 

         

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賀状やSNSを通じて、活躍されている報告もありましたが、
中には、
喪中はがきや、人づてに知人の不幸を知ることになりました。

誰もが納得のいく天寿全うならいいのですが、
あまりにも若い、惜しまれる人多し。

平生養生。
日本古来の伝統的な食事が腸内細菌の環境を整える事が
ようやく立証されたとの事。

伝統的食事。
伝統的医療で治療、できれば予防。
マイペースでストレスフリー。
やはりこれですね。

予防のために漢方薬、針、食事、仕事量・・・。
生き急ぐことは死に急ぐ事・・・・かな。


       

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