「もしかして 乳がん と違いますやろか?」
そんな事をおっしゃる方は、以外に多いものです。

症状を聞くと、
乳房の横や上あたりに
しこりや痛みを感じている人。
胸苦しさや息苦しさを感じる人。
ひきつりやピッとした電気が走る。 などなど。

「申し訳ありませんが、
私にはガンかどうか確定診断できませんので、
ご心配でしたら、専門医にて検査してもらってください」
と言うようにしていますが、

一方、
「首や肩、胸の筋肉が強ばってそうなっているケースも良くあります」
と申し上げて、
首、肩、胸の筋肉のチェックをすると、
固くなっているところ、
痛みの鋭いポイントを見つける事もしばしば。

これは、
不良姿勢や
精神的な過緊張によって
引き起こされているケースが目立ちます。

こういう場合、そのポイントに針治療を施し、
必要に応じて漢方薬をご用意しますと、
「乳がんが消えました!」
なんて冗談っぽく笑ってくれる人が多くいます。
また、
「念のため、婦人科も行ってきたら何もなかったです。
やっぱり、コリ だったんですね」
とおっしゃる方も。

もちろん、
優先順位は、婦人科で「何もない」と言ってもらう事。
ですが、
体のケア、心のケア、
姿勢や体の使い方に関して指導
それでOK!という方も多いもの。

気になる方は一度、お越しください。

 

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・うつ=本人に全く自覚がない事がしばしばです。
どんな病気にも言える事ですが、早期発見早期治療が大事です。
周囲の人で「もしかして うつ かも?」と思う人がいれば
早めに受診させてあげてください。


・周囲を気にして他人に良く思われたいという気持ちが強い人、
他人の評価が気になる人は「うつ前性格」といえるので要注意!
人(他人)は人、自分は自分 と思えるよう
自分の感覚に自信を持つ、これが大事。


・うつと普通の悩みの区分はあいまいです。
しかし、うつでは悩みが解決しても楽になりません。
また、うつでは複数の感情が同時に起こり
自分をコントロールできない事が多い。
ここが区別できるところ。


・「うつ」の遺伝についてははっきりわかりません。
ですので、遺伝的な面を追及しても意味がありません。
今できる事をする。それだけです。

・BDNF(脳由来神経栄養因子)説(私は有力な説と思っています)
=ストレスを受け続けると海馬近くの神経が傷ついてうつが発症する。
治療;休息、脳内ドパミン活性=抗パーキンソン薬、抗うつ剤、抗不安薬、漢方薬・・・。

・ストレスでコルチゾール(副腎皮質ホルモン)が多く分泌されると
脳細胞が傷ついて機能低下し、やがて側頭葉の奥にある海馬の細胞が障害を受けます。
うつの期間が長いほど海馬が小さくなり、
ストレスでコルチゾールが分泌されて細胞を攻撃しだすと
さらに前頭葉も小さくなり感情を押さえられないようになり別人化していきます。


自分を否定しない事が大事。
自分の感じ方を大事にして自分を好きになる事。
いろんな自分を好きになる事。

・先の事を考えず、今できる事をする。

以上、うつに関する雑感でした。

 

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ある病院で・・・・
診察は、ちょっと話を聞くだけ。
医師はパソコンの前に座り、
こちらには正面から向き合ってくれない。
自分の気持ちを理解してもらえず、
「決めつけられて」わかってもらえなくてつらかった!と話された方。
薬もその「決めつけ」で出されて。。。。。

診察の結果が正しいとか間違っているとか以前に、
患者さんに向き合う姿勢が大事だと思います。

ともに「良くなりたい」「成長したい」「喜びを共有したい」
そう思う事が大切なのではないでしょうか。

確かに、あまり深入りして、
ミイラ取りがミイラになってはいけませんが、
あまりにも、淡々とし過ぎていてはどうかと。。。。。

反面教師!気をつけます。

 

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