本人も家族も最初の思いとは違って、だんだん要求がエスカレートして行く事が恐いので
エスカレートしそうな要求には必ずリミットセッティングが必要です。
「ここまではOKだけど、それ以外は無理」と約束させることです。

一方で、別の共通の話題を探して家族の風通しを良くして
共通の話題で盛り上がり本人の発言力、表現力、主張力、交渉力をつけていくことです。

充分に話し合えるほどに家族の風通しが良くなったら互いの言い分を話し合い、
親の言い分も言いながら子供の妥協案を引き出させる事が大事です。
家族で話し合って、例えば、「我が家のルール」を作ることです。
ここで大事なことは、親の押しつけルール厳禁!です。

「過食」やその他の「しがみつき」をしている人は不安↑でイライラ↑ですので、
「何気ない一言」でカチンときて怒りに火をつける事があります。
親にしてみれば理解できず苦しむ結果になるので注意が必要です。

本人の発言に関して実害のない限り、「それは違うやろ!」と思うような事でも、
一度「そうやなあ」と受け止めるようにして否定せず「聞く」ことです。
まずは、主張できるのは良い事と考えましょう。
ただし、暴力や経済的な実害やエスカレートしそうな要求には「ピシッと」拒否するか、
「やんわり断る」か、「リミットセット」のいずれかを選択することになります。
これはケースバイケースです。
「かまって」「淋しい」と「ほっといて」「うるさい」の相反する心理がありますが、
「かまってモード」で親が付き合いきれない時は、「NO」と言ってOKです。
ただし、言い方が大事です。
「うーん」と言いつつ、「間」を置きながら、やんわりと(理由を言って)断ります。
(言い方には工夫が必要)

ケースバイケースの場合、対応に困った場合、一度だけやってみてどうなるか?
そこから何が見えて来るか?それによって今後の対応を考える一歩になります。

     

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ぼちぼち インフルエンザの季節となりました。
予防接種をされた方も多いのでは。。。

この予防接種の効果、
実は、インフルエンザの種類や年齢、その他の事情によって
有効率が随分違うようなのです。
いろいろなところから様々なデータが出てきてますが

言える事は、
予防接種したからと言って
完璧に防げるわけではない!ということです。

これから 受験など、
休めない事情を抱えておられ方も多いと思いますが
予防接種をしていても
インフルエンザにかかるかもしれないという事を念頭に置いて
しっかり 手洗い うがい 快食快眠・・・・・
を心がけてください。

逆算して、予防的な抗ウイルス剤の服用という手もあります。
また、漢方で体調を整えるという手もあります。

証の問題もありますが、
麻黄湯という漢方薬が
タミフルなどと同等の効果があったという報告もあります。

自分に合った予防治療を見つけていただければ。。。。

 

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○○冥利に尽きる!

最近、そんな言葉が脳裏に浮かぶ嬉しいことが。

ある年配の方、
田舎にありがちな 雑草処理のため
一生懸命 草刈り機を使っていたところ
次の日から、著しい腰痛に襲われて
杖をつかないと歩くことさえままならない状態になってしまった。

あわてて整形外科受診するも、レントゲン異常なし。
単なる筋肉痛でしょう とのことで、湿布と痛み止めで帰された。
ところが、1週間たってもまったく改善されず、
マッサージ治療等 受けるも改善されず来院された。

お見えになった時も杖をついて、やはり歩くのもままならない。
診ると、腰ではなく、お尻から股関節、そして大腿にかけて
強烈な筋肉の短縮を発見できた。

今回は、ここのところに針治療を施し、お薬はなし としてみたところ、
治療直後には杖なしで歩けるように!

「いやあ、良かった! 先生の仕事は、人助け でええ仕事でんなぁ」
と言ってくださった。

東洋医学実践者冥利に尽きる!

   

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秋のこの季節、
風邪?花粉?寒暖の差によるアレルギー?
それとも夏の疲れが今頃?・・・・・

くしゃみ・鼻水・咳・咽喉の違和感・・・・

紛らわしい症状の人が多く見受けられます。
まずは、当然のことながら
現代医学的にみてどういう状況なのか?
ということが最優先されますが、
 これは、病院にて精査してもらわないといけない!
という状況でないと判断した場合や
病院にかかっているけど、スッキリしない!
という方の場合、
漢方を試してみる価値は充分あります。

漢方は風邪だろうが花粉だろうが、
証によって処方を決定しますので、
処方決定に際し、現代医学的病名はどうでもいいのです。

そして、証があえば、ばっちり、合鍵が合った如く効果が出ます。
それが漢方なのです。

       

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