健康トピックス 「糖尿病」

漢方薬を処方することは、「お見合い」斡旋みたいなところもあります。
お見合いでは、相手の条件と自分の理想とをすり合わせしようとしますよね。

仲人さん的には「お似合い」と思っても、
いざ、付き合ってみると、「合わない」事もありますよね。

漢方を処方することは「仲人さん」みたいなもの。
しばらく付き合ってもらって、うまくいけば良し、ダメなら次の処方を考えます。
そして、「理想の人」と巡り合うとバッチリです。

そんな事例を。

食生活が乱れて、肥満で、血糖値も良くなく、コレステロールや腎臓の数値も良くないという人。
診て、「これは、典型的な大柴胡湯」と思って、
瘀血に対する処方と組み合わせて服用してもらったところ
体重も落ちず、血液検査の結果も改善しない。

そこで、、ストレスも内在していると考え、気剤に切り替えるもNG。

こうなると、ぼちぼち、こちらの旗色が怪しくなってきた。
そこで、今度は、清熱解毒作用と瘀血に対する処方と利水作用のある処方に切り替えた。

一カ月後、体重は5キロ落ちて、血液検査の結果、HbA1Cを除いてすべて正常になっている。
HbA1Cが反映されるのは2~3カ月後になるので、現在の異常値は仕方ない。
3カ月後の数値が楽しみになってきました。

とまあ、こんなものです。
ですので、簡単にあきらめずに粘り強く服用してみてください。


       

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糖尿病から慢性腎炎を発症し、
何とか透析に移行するのを
阻止したいという方。

腎機能低下に伴ってか、
足がむくんで仕方ない。

学生のころは、
心臓由来のむくみは足に、
腎臓由来のむくみは顔に、
肝臓由来のむくみはお腹に、って習ったけど、
生身の体はそう単純なものでない。

TVで「五苓散」やっていたが、
そう簡単に、むくみは解決しない。

そこで、背中から腰にかけて並んでいる
「治癒を促すツボ=愈穴」にお灸することにした。

お灸する場所に印をつけてあげて、
家でお灸してもらった。

すると、
ナント、むくみが解消してきて、
続けているうちに、
むくみがなくなり、
腰痛も良くなった。

いいですね、お灸。
この方は、お灸が当たった。

試して「なんぼ」です。
試さなかったら、結果が分からない。

当たりがどこで出るか?
それは分からないけど、
何か試してみてください。


       

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うちは がん家系ですねん。
うちは 糖尿の家系ですねん。
うちは リウマチの家系ですねん。

未然に防ごうではありませんか。
東洋医学には「未病を治す
という概念があります。
病気になる前に「治療」する。
究極の予防医学です。


生活習慣(食事・睡眠・運動・仕事・趣味嗜好・・・・・)
の見直しをして、
自分に合った漢方薬を服用して
未来の病気を「治す」


自分もいいし、家族もいい。
そして、国も医療費の削減につながる。

みんなHAPPYになるんです。
はじめましょう、予防治療。

       

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