健康トピックス 「顔面けいれん」

最近多い、片側性顔面けいれん

文字通り、顔の片側がピクピクする病気。
解剖学的には、
神経のそばを走る血管などが
何らかの形で神経を刺激して起こるという。

念のため、脳のMRIを撮ってもらうべく
紹介状を書く事もあるが、
手術の対象となることは稀。

病院では、「上手に付き合いなさい」くらいか、
定期的なボツリヌス毒素の注射で。。。ってなる。

ただ、個人的には、
ストレスや凝りが症状を助長するのではないかと考えている。

そこで、東洋医学的アプローチとしては
気の巡りや血の巡りを良くする漢方や針治療を試みる。
試してみる価値があると思う。

   

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目のまわりの筋肉がピクピクけいれんする
そんな相談が結構あります。
自分自身でも経験あることですが、
疲れていたり睡眠不足が続いたりストレスがたまったり・・・
という理由で起こるけいれんには
漢方や鍼灸は極めて有効です。
逆にそれをバロメーターにして
「どうも最近疲れてるみたいなので・・・・」
と言って受診される方も。。。

しかし、その一方で手ごわい例もあります。
東洋医学でなかなか解決せず、
神経内科(こころの問題でなく脳や末梢の神経が専門)に
紹介状を書くケースもあります。

そういう場合はたいてい
顔面を支配する神経が頭蓋骨から顔の表面に出ていく
までのところで血管などによって神経が圧迫されているケースです。
手術して圧迫箇所を除去するという手段もありますが
一般的ではなく、普通はボツリヌス毒素を注射すると
けいれんは約2~3カ月止まります。
また、けいれんが出だすと注射する。
そんな繰り返しとなります。

また、こんなケースでは脳腫瘍などを否定するために
スポットを絞ったMRI検査をして
まずは命に別条ない事を確認します。

手ごわいものから簡単なものまで
顔面のピクピクにはいろいろなケースが存在します。
しかしながら、経験上、
東洋医学の出番が大多数であると実感しています。
まずは、東洋医学を試してもらってOKです。

TEL 0746-32-4568

 

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