健康トピックス 「ニンニクレクチオ」

腫瘍に対する自然免疫は複雑にして精巧な免疫システムにより担
われています。

NK細胞(ウイルス感染細胞やガン細胞などを殺傷する細胞)、
CTL(細胞障害性Tリンパ球;ウイルス感染細胞やガン細胞などで
特定の抗原を持つ細胞を殺傷する細胞)などが、
がん細胞やウイルス感染細胞を破壊するためには
標的細胞に付着する必要があり、その付着性を高めるのがレクチン(MBP;マンナン結合タンパク)です。
MBPが、がん表面のマンナン糖鎖に結合すると 
がん細胞のアポトーシス(自然死)を促進します。
ニンニクレクチンは強いがん細胞のアポトーシス誘導作用が確認されています。

また、CTL細胞活性、NK細胞活性化により がん細胞の破壊能が高まります。
これらの細胞を活性化して免疫力を高めると
ガンの治療のみならず予防にも役立ちます。

発酵古代米には、オリザロースという成分が含まれており、
これはいくら古代米を食べても摂取できるものでありません。
ここに弘前大学とオリジン生化学の技術が集約されております。

オリザロースにより、マクロファージ機能増強作用、NK細胞機能増強作用、
がん細胞増殖抑制作用、ストレスによる免疫機能低下現象の抑制作用

認められており臨床で役に立っています。

状況によりニンニクレクチンとオリザロースの併用または単独で
健康維持に役立てたらと思います。
最近、風邪を引かなくなった。という声をよく聞きますが、
効果をあげている証拠だと思います。

     

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