健康トピックス 「問題行動解決」

不安が止まらない人に。。。。

不安は悪者ではありません。
人が本来持っている能力です

不安を感じてストップするから大けがをしないのです。

不安を感じない・・・それはとても危険な事です。
だから、不安はOK!

不安にふたをしてあきらめモードに入ると
うつや不安障害がホントに治らなくなってしまいます。
精神医学ではこれを「二次利益」と呼びます。
こうなる前に、休むなり、何かの対処が必要です。

不安・・・程度の問題です。

人と比べて、あるいは以前の自分と比べて
「ダメだなあ」なんて思う人は

まずは、「今の自分でOK」です。
そこから、すこしづつ。。。です。

まずは、休みましょう。
そして、自分の感じ方、思いに浸ってみてください。
ホントの自分は 今どうしたいと言っていますか?

他人の目を気にするでなく、
良い格好するでなく、
自分のペースを取り戻しましょう。



         

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自分は完璧主義かもしれないと思う方へ


それ・・・・やめませんか?やめたくないですか?
完璧主義だと、しんどくないですか?
                
完璧主義だとしんどい事・・・・
例えば、何か行動を起こそうとする時、
目標設定が高すぎて足かせになってしまっていたり、
上手く行かなくて自分が惨めに感じたりしてしまいます。

自分の中で設定した目標をクリアできない事で、
それを受け入れる事ができず、「自分はダメだ」と悩み、
ストレスを感じてしまっている人は多いはずです。 
           
 言ってしまえば完璧なものなど存在しません。  
                           
このような考え方はとても生きづらいものですので、
考え方を変えるようにしたほうが本人にとっても、
周囲の人にとっても楽になれます。                                     
自分の中での目標設定値を少し調整してみてはいかがでしょうか。                    

「成功」とは、あなた自身が出来る事に対してベストを尽くす事であって、
周囲の誰よりも上を行く事ではないのです。
結果として失敗と思えるような体験でも次につながる貴重な「成功体験」です。

自分を過大評価あるいは過少評価する必要などありません。

ありのままに自分を受け入れ、自分への期待を現実的なものにする事
今の自分の能力の限界に見合った期待を持つよう意識することが大事です。
                                    
「完璧」ではなく「最善を尽くす」事を目標にしてみてはどうでしょう。                
             
 医師が全ての患者さんを救えないのも当然、
教師が生徒全員に100点満点を取らせてあげられないのも当然、
人生が全く自分の予定通りに行かないのも当然、
出来ないからこそ、次へのステップがあるのです。   
                   
今後の自分の成長を考えると、「不十分だから死ぬまで勉強」みたいなものです。                
 こういう心掛けを続ける事で、心に余裕が生まれます。

そうなると、楽に人や仕事と接する事ができるようになっていきます。
また、完璧でない自分を受け入れる事が出来たら、
その分だけ、人に対しても優しく温かく接する事ができるようになります。

ミスや欠点を指摘して非難するのではなく、
それらをカバーしてあげられる人になっていきます。
自分自身にも他人にも、足りない所を攻撃するのではなく
今ある魅力を認めてあげられるようになっていく事でしょう。                                          

 

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社交障害やうつ病、不安神経障害などの治療の基本

それは、疲れた脳疲労の回復を早め、
考え方の歪みを是正し、
間違った行動パターンを改善する事。

そのために、自己肯定感を高める事です。


一方、
ドキドキ・頭痛・頭重・食欲不振・下痢・便秘・
肩凝り・目の奥の痛み・腰痛・首凝り・
胸が詰まる感じ・息苦しさ・お腹の張り・・・・・・

といった多彩な症状は、
風邪の鼻水、咳、熱などと同じで
体内のウイルスさえやっつければ治るもの。
自己肯定感が高まると、
自然と感じなくなるものです。


しかし、治るまでの間、
しんどいものはしんどい。
逆に、そのしんどさがネガティブな考えに
拍車をかける事もあります。

そこで、  福田漢方では、
対症療法は承知の上で、
これらに対する治療も併用するようにしています。

そうすることで、「楽」と感じる事が出来て
それが、自信につながれば。。。
そんな風に思います。

     

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「気にしすぎ!」は性格でなく
病気ととらえて治療を必要とする事が大いにあります。

不安があふれて、
ドキドキ・オドオド・震え・息苦しい・何度も確認・汗・パニック・・・・・

そんな事は「気合い」で治りません。
あくまでも病気の症状の一つです。

さらに、ストレスがたまると症状は確実にひどくなります。
ストレスを軽減していく手立てを
共に考えつつ治療していくことが必要になります。

もう一度、言います。
性格ではありません。病気の症状の一つです。


           

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精神神経系の病気の人に。


まずは、「自分は変わりたい」「元気になりたい」と思ってください。
自分の意思が働かないと変わりにくいものです。

疲れ果ててしまって考える事も変わりたいと思うことが出来ないような人は、
それは仕方ありません。「完全休養」するしかありません。

少し考える力が出てきたら、
こうなりたい」という目標を掲げて少しずつ「リハビリ」していきましょう。


そんな中で、ありがちな事を。

他人の目が気になる人  
→他人の心を勝手に推測しても分かりません。苦しいだけです。

自分が嫌いな人
→人はそれぞれ個性があります。まさに十人十色。ありのままの自分を認めましょう。

「かもしれない」で不安になって仕方ない人
→不安は人が備わった能力です。不安になるのも無理はありません。
 治療していく中で、不安を感じながらも気持ちをコントロールできるようにしていきましょう。

自分を否定する考えが浮かんだら
→「流す」か「別の考え」を探してみましょう。

自信のない人
→意外と、自信満々の人ってほとんどいません。
 皆、不安でビクビクしています。むしろ、それが普通です。
 あなただけではありません。
 経験を積んで、少しずつ、自信を感じるようにしていきましょう。



治療は様々な方法があります。
現代医学の薬物療法、漢方薬、認知行動療法、対人関係療法、鍼灸治療、カウンセリング・・・・

私見ですが、受身一方の治療ではなく、
自ら感じるトレーニングが効果を押し上げるように思います。

小さな喜びや快感を感じるトレーニング。「プチ良い事探し」「細切れで小さな目標達成」を。
できなくてもOK!
今はまだ目標が高すぎたんだなと思えばよろしいのです。その場合は目標レベルを下げましょう。

大丈夫。良くなります。


             

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