健康トピックス 「漢方薬こぼれ話」

いよいよ夏本番になりました。
この時期、コンビニでは
温かいおでんが売れるのだとか。
時代ですね。

冷たいモノを内外から体に入れては
胃腸も参ります。

胃腸の「へたり」は
むくみや慢性疲労、筋肉痛、肌荒れ、じんましん、
免疫異常による基礎疾患の悪化。。。


いうなれば、万病のもと。

内から温める漢方の出番です。
温めて胃腸の働きを整える。
これは現代医学にはない。


代表的な処方は、
人参湯・真武湯・五積散・・・など

個人の体質や環境に合わせて処方を決定します。
この夏、漢方で乗り切りませんか。
また、胃腸を整えることは
免疫強化になります
ので、
健康維持に継続服用もいいと思います。

     

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血液検査でヘモグロビン数値がひとケタだった人。
漢方でふたケタに上昇。
体調もいい。
それ以外のデータもOK!

もともとそれ以外の事で
服用してもらっていたが
歓迎すべき副作用!

貧血を改善するための漢方や
女性特有の「血の道」には
漢方が効果的だと日頃から実感します。


この方のように
合えば、「体全体が良くなる」
それが漢方!・・・だと。

   

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薬というモノ・・・できればあまり飲みたくないですよね。
副作用も気になるし、
いつまでも そんなものに頼ってはいけない!ってね。
確かに!

漢方薬には
攻める漢方、守る漢方とでもいいましょうか、
即効性を期待したり、
続けることで健康維持したり使い分けます。

継続して服用することで
自身の元気を維持したり
免疫を強化したり・・・・。

いわば、
健康維持のために
継続して歩いたり走ったりといった
運動をするような感覚で思っていただいたらと思います。

だから、これは続けてくださいというものは
安心して続けてください。

 

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「夜なのにあさいち」というNHK番組を
見たという人が多いのですが、
漢方薬の良さを紹介した番組だったようですね。
録画してチラッと見ました。

確かに漢方薬は世間で思われているほど
効果が弱いものでないように実感しますし、
即効性もあることだってあります。


服用したその日に
血圧がストンと下がったり、
認知の人が一気にマシになったり。。。。
あげればキリがありません。

しかし、逆に、
なかなか結果が付いてこないケースもあるんです。
そこを、見極めながら
処方を工夫していく。。。
相性探しをしていくわけです。

なので、即効性があれば・・万々歳!
そうでない場合はじっくり取り組む事ですね。
焦らない事。


それにしても、
番組でアナウンサーが言っていた
薬局で相談したら5万円ほどとられた!ってどこですか!!(怒)
漢方にかかわらず
自由診療の病院でも高価な診療がありますよね。

確かに高価なものもありますが、
「とられた」って感覚になること自体いけませんね。
原則、
医は算術でなく仁術ですよね。
自分自身も自戒の意味も込めて
あえて取り上げました。

 

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漢方薬と称するものや漢方配合・生薬配合など、
巷には「漢方っぽい」お薬はいっぱいあります。
さぞや消費者にはわかりにくいことでしょう。

漢方薬には、○○湯、○○散、○○丸・・・・
いろいろあります。

同じ名前でも・・・
例えば、五苓散料、五苓散・・・・
これは本来煎じるのでなく「散剤」として服用すべきものが
煎じて服用する場合、「散料」と言います。
病院や薬局薬店では「散料」であっても「散」と命名し、
煎じたエキスを顆粒状にしたものや錠剤にしたものが多く見られます。

明治の大家、浅田宗伯先生はその著書の中に、
五苓散料は五苓散より一等劣るとしています。
やはり、古典に忠実であるのが先人の知恵ではないかと。。。

また、漢方も野菜同様、産地や採取時期によって
品質や価格も違います。
いいものをいい時期に。。。。です。

ここはやはり、専門家に。。。。。

 

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