健康トピックス 「社会不安障害」

書痙の方に、「社交不安障害」のテストをしてもらった。

さほど病的でないとの判断。

自分では、もっとひどい結果になると思っていたらしい。

その思い込みでさらに悪化する。

テストは自信をつけさせるためのツールにもなる。

もちろん、両刃の刃ではあるけれど。。。

自分は大したことない!と思える事が大事。

             

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出先でサインを求められた時、自分の名前が書けない
いつ頃からか、緊張して震えてしまっていた人。

自信を持つ事、平常心になることがいいのは分かっていても
これがなかなかできない。

きちんとしたところ、
例えば銀行や役所で公文書のサインどころか
葬儀の参列で記帳もできない、
あるいはもっと気楽なところ、
例えばレストランなどのアンケートもNG。

今まで市販の漢方も試してみたけどダメ。
ネットで調べたら精神安定剤や筋弛緩剤が良いような気がするけど
副作用も恐いし、決して100%効果があるわけでない。

困り果てて相談にお見えになった。

診ると、メンタルもメンタルで、この件に関して完全に自信喪失している。
腕はというと、筆圧がもともと強いせいかガチガチにこわばっている。

そこで、治療方針は、
① こわばっている筋肉を週に一度 針治療でほぐす

② 「漢方の精神安定剤」とでも言うべき処方のうち、証に合うものを選択して
   長期戦覚悟で継続する。

③ 針治療の最中に、喪失した自信を取り戻すべく、ストレス緩和、メンタル強化の
   カウンセリングをする

④ 少しずつサインの練習をする。まずは自宅で一人で、次に家族の前で、
   そのあと、こちらで私の見ていないところで、次に私が見ているところで・・・・

こうして、克服の道を歩み、まだまだ緊張はするけど人前でサインができるようになった。
あとは、回数を重ねて、抵抗なくサインできるようになる日を待つばかり。
数か月かかったけど、早い回復だと思います。

 

         

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うつ・パニック障害・不安神経症・強迫性障害・過食症・拒食症・引きこもり・不登校・
社会適応障害・自律神経失調・・・・・心の悩みはいろいろあります。
悩み深く、本人も家族も疲れ果ててしまっているケースもあります。

病院にかかって「薬漬け」になってしまっているケースもあります。
病院の薬は必要な時もありますが、
自然治癒力で治っていくまで「痛みを止めておく」
いわば対症療法的な物だと私は考えています。
自然治癒力を引き出し高める事が治癒への最善かつ最短の道と考えます。

自然治癒力を高める事、それは、ストレスを解除すること。
自分に自信をつけてストレスを乗り越える力をつける事。
これに尽きます。
そのために、自分を知り、
自分の感覚を大事にし、
自分流の感じ方を肯定することで自尊心を養うこと。

例えば、不安や心配で押しつぶされそうな時、
先の事を考えず、今できる事をしようと考えなおすことができる事。
そういう風に持って行けたら楽になります。
そういう発想ができるように、日々トレーニングをするのが一番だと思っています。

そのために、トレーナーとして私たちがいます。
時に家族がトレーナーに、
自分が自分のトレーナーになって
「鍛え」ていきましょう。




             

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