健康トピックス 「福田漢方の思い・考え」

○○冥利に尽きる!

最近、そんな言葉が脳裏に浮かぶ嬉しいことが。

ある年配の方、
田舎にありがちな 雑草処理のため
一生懸命 草刈り機を使っていたところ
次の日から、著しい腰痛に襲われて
杖をつかないと歩くことさえままならない状態になってしまった。

あわてて整形外科受診するも、レントゲン異常なし。
単なる筋肉痛でしょう とのことで、湿布と痛み止めで帰された。
ところが、1週間たってもまったく改善されず、
マッサージ治療等 受けるも改善されず来院された。

お見えになった時も杖をついて、やはり歩くのもままならない。
診ると、腰ではなく、お尻から股関節、そして大腿にかけて
強烈な筋肉の短縮を発見できた。

今回は、ここのところに針治療を施し、お薬はなし としてみたところ、
治療直後には杖なしで歩けるように!

「いやあ、良かった! 先生の仕事は、人助け でええ仕事でんなぁ」
と言ってくださった。

東洋医学実践者冥利に尽きる!

   

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良薬は口に苦し!とはいいますが、
東洋医学を実践していて感じる事は

苦い漢方薬 甘い漢方薬 独特の香り・・・
いろいろありますが、

苦い薬でも、平気で飲める人
甘い薬が おいしいと感じる人
この香りが好き!と感じる人
はだいたい上手くいきます。

逆に、これがそんなに飲みにくいかな?
というような反応の場合は上手くいかない。

良薬 口に 美味しい! を目指します。


 

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生活環境および習慣改善
  
以下の項目に充分留意してください。

冷え対策・・・以下のように選択肢はいろいろあります。
冷えは血流を悪くし免疫力の低下を招きます。
それ以外にも老廃物の貯留、むくみ、こり といった自覚症状もでます。
季節や環境により、足腰にカイロまたは少し厚着、適度な運動で筋力アップを図る
漢方薬(乾姜など)・足のツボにお灸(八風、三陰交など)をする。

湿度管理・・・
乾燥と湿気はどちらも過ぎてはいけません。湿度40~60%に保つことが大切です。
夏のエアコン、梅雨時の湿気、冬の乾燥等には充分配慮してください。

カビやほこり・・・
カビ、ほこり、さらに最近ではPM2.5や黄砂、花粉など様々な有害物質が空中で舞っています。
マスク、手洗い、うがい、空気清浄機、など出来る範囲で対策しましょう。

食事・間食・嗜好品・・・できるだけ(余計な分は)控えて欲しいものなど
アルコール・たばこや副流煙・食品添加物・砂糖・塩分・脂濃いもの・肉よりも魚を!・
パンや乳製品など欧米食・コーヒーや紅茶・コンビニ弁当や外食・・・・
(特にコンビニ弁当や外食は、味付けの濃さ、栄養の偏り、調理してからの時間による
食品の劣化や汚染、 食品添加物などいろいろ問題が多いと思われますので充分ご留意ください。)

感染予防・・・
 ・ニンニクレクチオ;微生物表面の糖鎖に結合して補体系を活性化して殺菌作用を示す。
・スーパーオリマックス;腸管免疫活性など
 ・体質に合った漢方処方
 ・適度な運動や手洗い、うがい
 ・充分な睡眠
 ・適正な食事
 ・便秘改善;排便習慣をつけるため、毎日同じ時間にトイレに行く事(便意がなくても)
繊維質のものをしっかり摂る事。


以上です。無理せず継続されて、健康を手にされる事をお祈りいたします。

   

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睡眠と成長ホルモン(傷ついた細胞の修復)
生活習慣・・・
 ヒトは大人になってからでも成長ホルモンが分泌されています。
 大人になってからの成長ホルモンは傷ついた細胞を修復する働きをしています。
 このホルモンは概ね夜10時頃から深夜2時くらいまでの
 熟睡している時に分泌が多くなります。
 この時間帯に熟睡することを目標に生活のリズムを作る事を心がけてください。
 寝る前のアルコールは睡眠の質を落とします。
 夕食時の少しの晩酌ならOKですが、
 深酒や寝る直前のアルコールはいけません。
 ・漢方薬・・・
 疲れた脳の回復を早める作用のある漢方薬や
    不眠で悩んでおられる方に効果的な漢方薬もあります。

   

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肉体強化および体温確保
(抵抗力、免疫力を上げる)
適度適正な運動・・・
 リンバリングアップ→柔軟体操→ウォーミングアップ→運動→クールダウン
 翌日や翌々日に筋肉痛にならない程度を週に2~3回継続。
(最低でも週に1回はしないと元に戻る)
 骨を強くする事で健康と若さが保てます。
筋肉をしっかり使うと骨は強くなりますので運動は重要。
 骨盤ベルトを巻いて、エアフラフープ体操もおすすめ。

体重維持・・・
 摂取カロリーのコントロール、食事メニュー再考、適度な運動

・脳の産生熱・・・
 体熱全体では筋肉による発熱が60~70%ですが、
基礎代謝に限ると脳による発熱は20%程度。
 しっかり頭を使う(日記、会話、読書など)事が
認知症予防にも体重維持にも体温確保にもつながります。

内臓の産生熱・・
   体熱の10%程度は内臓の発熱。内臓がしっかり動く事が重要。
アルコール、暴飲暴食、化学調味料、食品添加物、
合成薬品などで内臓にストレスをかけない事が大切。

漢方薬・・・
 体質に合った漢方薬は内臓を丈夫にしますし
筋骨に栄養を与え体調を良くします。
  
●肉体強化や体温確保に関しては、上記項目を参考に、
自分に合ったやり方を実践してみてください。
良くわからない場合は、御相談しながら「少しずつ」でやっていきましょう。

   

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