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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

寒くなってきて、冷えを感じる方が多いのではないでしょうか。

私も肩こりなど、冷えからくる体の変化を感じています。

体温が1℃下がると、

免疫力 40%低下。
風邪などの感染症にかかりやすく、治りにくくなる。

基礎代謝 15%低下。
1か月に体重が1~2Kg増える。

なんと同じ量を食べていても、体が冷えているだけで太ってしまうんです

基礎代謝が落ちて太るだけでなく、体が冷えると体内の巡りが悪くなり、余分な物を溜めこみやすくなり
太りやすくなることは漢方的にも説明ができます。




こんなデータが出ていても、残念ながら西洋医学では、
「冷え」が病気として扱われていません。

漢方では、体を冷やさないことをとても大切にします。
それは、冷えが万病の元だからです。

なぜ、「冷えは万病の元」と言われるのでしょうか。

それは生命エネルギーである「気」(免疫力を含む)を
貯蔵しておく五臓の「腎」が、とても冷えに弱く、働きが悪くなり、

また、五臓の「脾」(胃腸)は、冷えると働きが悪くなって
食べ物から体内で「気」を作りだせなくなるからです。

「気」が不足すると、連動して「血」が不足したり、
体内の「気」や「血」のめぐりが悪くなると、
体内の様々なもののバランスが崩れて行きます。

そして、肩こり、腰痛、神経痛、頭痛、胃腸の不調、アレルギー疾患、
膀胱炎や風邪など免疫力低下からくる感染症など、
冷えが原因で起こる病気や不調はたくさんあります。


女性にとって生理痛、月経不順、不妊、子宮筋腫、
卵巣嚢腫など多くの婦人病に関係していて、
冷えを放置しておくと、他の病気や
不調の引き金になることが多いためです。


漢方では、冷えの状態を「冷え性」ではなく
「冷え症」と書くのも、
1つの病気として扱っている証拠です。

冷えを改善する漢方薬、また外からの治療(外治)として、邵氏温灸器がおススメです。

温灸とは

低刺激で間接的に、患部にすえる灸のことで
刺激は少ないですが、より深部まで熱を届かせて
じっくり温める療法です。

【冷え改善】にはココ!
①神闕(しんけつ)→ヘソ
②関元(かんげん)→ヘソから5㎝下
③耳全体

に温灸器をあて温めるだけ。

ただ今、温灸体験ができます。

この気持ち良さ、ぜひ味わってみて下さい(やみつきになりますよ~)動くハート

日によって「今日は何となく体調が悪い」ということ、たまにありますよね。

体の具合が悪ければ、病院へ行って診てもらうのが普通です。
しかし、病院へ行って検査をしてもらっても、特に体の異常が見られないと言われることがよくあります。
目で見て分かる症状や、検査値に異常がなければ、原因を特定することはできません。
症状自体が重いものでなければ「気のせい」で片づけられてしまうかもしれません。

私たちは普段、「気のせい」という言葉を「単なる思い過ごし」という意味で使っています。
しかし、東洋医学の考え方は違います。
東洋医学では「気」を人間の生命活動を担う、目に見えないエネルギーとしてとらえています。
「気」は絶えず体の中を巡っていて、この流れが滞ると体に不調が現れると考えています。

「気」のメカニズムは電気に例えると分かりやすいです。
電気は通常、目には見えませんね。
ですが、身の回りの電化製品は、電気がうまく流れないと本来の機能が発揮できません。
電気が完全に流れなくなると、機械の動き自体が止まってしまいます。


エネルギーの根源である「気」は、
体に栄養を運ぶ赤い液体である「血(けつ)」、体に潤いを与える透明な液体「水(すい)」とともに体の中を巡っています。
ところが気・血・水の巡りは、ストレスや生活習慣の悪化によって滞りがちです。
漢方の治療では、これらが滞りなく巡るように、その人の体質や状態に合った漢方薬を処方していきます。

つまり検査結果に異常がなく、「気のせい」と診断されるタイプの体調不良は、漢方の治療で改善できる可能性が高いということです。
「病は気から」という格言は、まさに漢方の基本を表す言葉なのです。