夜間の気温がだいぶ下がってきました。咳、痰が止まらないお客様が増えています。マイコプラズマ(痰は出ない)の心配もあるでしょうが、今の咳はほぼ季節的な要因がほとんどです。夏ばてと気温が低下するせいです。簡単な処方では小青龍湯+麻杏甘石湯でほぼ治ります。痰がからんでくれば麦門冬湯を加えます(こじれた場合はさらに上の処方あります)。体力低下が著しい場合は補中益気湯。ただ気温の低下に体はそうそうついていけません。冷たい水分、アイスクリーム、たばこ、などはひかえて(特に夕食後就寝まで)温かいものをとってください。寝着も早めに変えてください。しばらくの間気をつけていると体が気候に慣れてきます。薬に頼る前に生活習慣を見直しましょう。
季節性の咳、痰
補生堂漢方薬局 岐山通り店 (山口県周南市)
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更新日: 2012/09/21 |