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健康は点を打つことではなくて、線を引くこと。

抽象的な物言いですが、
健康というのは、ある瞬間にその状態にあることよりも
そのことが継続的に維持されることに本当の価値があります。

誰でも、かぜが治ることよりも、かぜを引かないことに価値を見出すものです。
そして引いたかぜを繰り返し治す恩恵よりも
かぜを引かないようにつとめる(養生する)ことで得られる恩恵の方がはるかに大きい。

病気は千もあるが、健康は一つしかない。
そのような言(げん)もこれを受けての物言いでしょう。

線は点の連続によって形作られます。
本当の健康は、健康なことの連続です。
そして多くの人にとって、健康は幸せの前提条件でしょう。
健康だから幸せではなくて、健康でいろいろできることが幸せ。
ですから健康は出発点です。

人生にとって健康は目的ではない。
しかし最初の条件でもある。
(武者小路実篤)

月経痛や月経不順を改善するために用いられる漢方薬に、当帰芍薬散があります。
出典の「金匱要略」には
「婦人が妊娠しておなかが強く痛むものに良い」とか
「婦人のいろいろな腹痛に良い」とあり、
もともと女性の妊娠時の腹痛やその他の腹痛に用いられた薬ですが、
今では広い範囲で応用されています。
水毒証といわれる水っぽい体質の人に適しており、
月経不順、月経痛、不妊症、血の道症、更年期障害、低血圧、貧血、冷え性、疲労感、頭重、めまい、肩こり、動悸などの改善に役立ちます。
当帰芍薬散に含まれる生薬のうち、トウキとセンキュウはからだを温めて、血を補い、お血を改善し、シャクヤクは鎮痛作用によって腹痛を治め、ブクリョウ、ビャクジュツ、タクシャは利水作用で水毒を治めます。
生薬の内容から当帰芍薬散の適する方や体質がわかります。
このほか、月経を整える漢方薬としては、
体力が低下して手足の冷えが強く、寒さに弱い方には当帰四逆湯、疲れやすくイライラや不安、熱感がある方には加味逍遙散、冷え性で顔がのぼせ、手がほてる方には温経湯、比較的体力があり、のぼせや肩こりがある方には桂枝茯苓丸などが用いられます。

肌養生―スキンケア―は良くも悪くも夏が肝心。

夏は肌へのダメージが蓄積しやすい時期です。

◎紫外線が蓄積
 ⇒ シミ、シワ、角質厚、乾燥など

◎薄着で刺激をうけやすくなる
 ⇒ 皮膚炎、日焼け、過敏症など

◎汗・皮脂の分泌が盛んになる
 ⇒ ニキビ、しっしん。、あせもなど

この時期に適切な肌養生を行わないと、
肌ストレスや肌トラブルの原因が確実に蓄積されます。
ですが一方で、肌養生がもっとも活きてくるのもこの時期。

◎肌の新陳代謝が高まる
 ⇒肌への成分の吸収がしやすくなる
   肌からの排泄がしやすくなる
   水分が蓄えやすくなる

◎肌のターンオーバーが早まる
 ⇒毒出ししやすくなる
   キメを整えやすくなる

ですから夏は「良くも悪くも」、お肌にとって大切な時期。
夏のしわ寄せは冬にきます。
冬になるとドライスキンで困ることが多いのも、蓋を開ければ
夏のあいだに知らず知らず、肌から水分が失われていて...。

夏の疲れは血にくる。血の疲れは臓腑にくる。
そして、夏ばては肌にくる

冬を健やかな肌で迎えるためにも、ぜひこの時期の肌養生にご尽力を。
いつ始めるのか?・・・今でしょ。

漢方柿ノ木薬局では手軽にスキンケアを始めたい方に
自信をもってお勧めするオードムーゲシリーズを各種揃えています。
お一人お一人のニーズに合った形でご提案しますので、ぜひお気軽にご相談下さい。

知恵は汗をかきながら働くときに生まれる。

かの有名な松下幸之助の言です。

いい汗かいてますか?

目は口ほどにものをいう。
同じくして
汗は脈ほどにものをいう

人間の肌は本人が気がつかないだけで、自然と汗をかいています。
人間が恒温動物だからというのも影響しているでしょう。
特に蒸し暑い時期にはちょっとずつ、しかし確実に汗をかきます。
これはわたしたちが呼吸や体温調節を日々、
無意識にしていることとよく似た現象です。
特に普段から体温調節を意識して行う人なぞ、ほとんどいないでしょう。

無意識にしている行いだからこそ、
それに注視することでからだの状態がよく見えてくる。
「素」の状態が見えてくる。

漢方医学では汗は心の液といわれ、心の状態によって汗の出方が左右されます。
心には心臓としての作用のほか、
精神や意識といった心理の意味合いも含んでおり、文字通り「こころ」というわけです。

すなわち、人の呼吸が精神状態とか置かれた状況などで乱されるように、
汗のかき方も同じくいろんなことで乱れてます。
極度のストレスの下では呼吸が浅くなると同時に、
手の平に変な汗をかき、脈も早くなるように。

一方で、呼吸を意識して深く行い整える事で、
緊張を解したりリラックスすることもできるように、
心身の汗のかき方を意識して変えてやる、
運動をしたりサウナを利用して汗をかくことは、
心身のリフレッシュや健康維持につながりますよ。

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夏ばて、熱中症、食欲不振など夏の諸症状の相談を積極的に受け付けています。
ぜひお気軽にご相談ください。
漢方柿ノ木薬局 宮川


麦わら帽子は冬に買え

夏の必需品である麦わら帽子は夏に買うと高くつく。
だから需要の少ない冬に安く買い備えておくのが良いという、
経済とか株式の格言です。

養生というのも見方を変えれば将来の健康への投資です。
だからまぁ、ビジネスとして成立するわけなんでしょうが...。
夏に需要の高まる陰気(体を潤したり、冷ましたりする部分)を
夏の暑さ(陽気)真っ盛りの時期に養っていくのは正直、苦労する事でしょう。
すんなりいかない。時間がかかる。養った端から、失われていく。
ですから本来は前もって養っていた陰気を
夏で傷つけないように、損なわないように生活していくのが本流といえますね。

逆に、冬に需要が高まる陽気を、
冬の寒さ真っ盛りの時期に培っていくのもまた正直、骨が折れる。
文字通り、ないものねだり。
消費が高まる時期に、需要を求める悪循環。

麦わら帽子は冬に買え。
労力や出費は抑えるに越したことはない。
やるなら投資をしましょう。将来への投資。
暑い夏の後には寒い冬がきます。必ずきます。
冬場の設定温度を1℃控えめにする為に、今の時期だからできることがあります。

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夏ばて、熱中症、食欲不振など夏の諸症状の相談を積極的に受け付けています。
ぜひお気軽にご相談ください。
漢方柿ノ木薬局 宮川



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