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精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

寒い季節になると増えてくるのが、冷えに関する悩みですが、
果たして冷えは、精を出す事や精をつける事が疎かになって起こります。

寒いから冷える。
確かにその通りです。多かれ少なかれ冷えます。
ですが、それが全てという訳でもありません。
寒さは冷えを引き起こすきっかけでしかありませんから。
寒さによってどれだけ冷えるか、どれだけ大きな冷えを抱えるかは、
寒さを受け取る側の人間次第、その人の体質次第といえるでしょう。

即ち、精を出さなければ、からだは冷えやすくなるわけです。

そして、寒いという事と、温めるという事。
寒いから温めるのであって、寒さが転じて冷えとなれば、
温める事だけでは限界があります。
寒さへの対処法として、温めるという事が有効なわけで、
寒さが転じた冷えへの対処では、温める事に+αの行為が必要となるわけです。

温める+α

温める、熱を与えるというのは、言いかえればからだに精をつけるという事です。
そして+αという部分は、精を出す事に通じていきます。
寒い時期に限らず、一年中冷えに悩まされる人は、この+αの部分、
即ち精を出す事がうまく機能していないといえるでしょう。

精をつける事と、精を出す事。日々の健康は之の繰り返し。

精をつける事に関しては、いろいろな形がありますが、
それらに共通するのは、血を養うという点です。
滋養強壮の滋養も、そもそもは血を養う事を指すといえます。

血を養うという事は、血液を増やす事に加えて、
その栄養価を高める事や、血流を清める事、
さらには血液を巡らせる事なども含まれます。
漢方でいう血は静止しているもの=静物ではなくて、
あくまで動いているもの=動物という認識です。

そういう部分が関係しているからでしょうか、
精をつける事や血を養う事は、動物由来の生薬に頼る部分が大きい。
動いているものだから、動物と縁深いというわけです。
実際、人間と同様に、動物にも血という概念があり、
血液が集中する部分は、それに支えられた生命力が満ちています。
そのように生命力に満ちた部位は、即ち血の精が満ちており、
それを摂取する事は、人の血を養う上でとても有益なわけです。

やや吸血鬼じみた話に聞こえるかもしれませんが、
若さとか生命力というのはやはり、おのおのの血に宿るものだと思いますよ。


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