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精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

病は気から。
俗にいう患いには、必ず気が関わっています。
人の気持ちと同じく、人の身体に宿る気は一喜一憂しやすい。
この気を整えていくことが、日々の体調や心情を整えることにつながります。

そして、人の気持ちは老いとは無縁のものです。
ただ精錬され、成熟していくだけ。
だから、定年後を第2の人生として謳歌したり、
老齢になってもチャレンジ精神を失わず、精力的に生きられる。
その点は、気も同じです。
身体に宿る気は、本来老いることはありません。

老いは血から。
血は身体の隅々を巡ります。
今日、貴方の身体が培っているものは全て、
全身を巡る血の恩恵(あるいは影響)を受けています。
そして体質や老いは、身体が長い時間をかけて培っていくものですから、
身体を流れる血の良し悪しは、そういう部分にこそ色濃く現れます。
そしてこれをお読みの貴方が、体質改善やアンチエイジングを思い立った時は、
同時に、これまで身体で培ってきた血に目を向ける瞬間でもあるわけです。

身体に培うもの。その本質は血で決まる。

血は気と違い、年齢とともに衰えていきます
流れが悪くなる。血液の質が悪くなる。
そのようにして血がその働きを失っていく。
そして、いつの頃からか「年を取ったな・・・」と感じるように、
血は本来、数十年をかけて緩やかに衰えていきます。
だからこそ、毎日の生活の中で血を養っていくことがとても大切になります。

さしずめ、日々の健康には気を整えることが、
そして長期の健康には血を養うことが、それぞれ肝心というわけです。

精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

肩こり 筋肉痛 疲れ目 重だるさ 肌荒れ 口内炎

身体に現れる疲れのサインは実にさまざまです。
個人の身体のできによっても違いますし、ライフスタイルにも影響され、
疲れを訴えるからだの箇所も人それぞれでしょう。
実際は、筋肉に現れる場合もあれば、肌に現れたり、眼に現れるケースもある。
ただ共通しているのは、疲れが身体の外側から現れるという点です。
身体の外側に現れるからこそ、外から揉んだり、ほぐしたり、
あるいは温めたりすることで、疲れは効率よく解消されるわけです。

集中力が時間の経過と共に右肩下がりに低下していくように、
からだの外側が精を出し続け、次第に出が悪くなっていくのが疲れです。
そしてそういう疲れは、漢方では気の流れととても縁深い。
病は気からといいますが、疲れも同じく『疲れは気から』です。

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体力が… 意欲や精力が… 血圧が… 食欲が… 足腰が… 体温が…

疲れと同様に、老いの現れ方も実にさまざまです。
ただ共通するのは、老いがからだの内側から現れるという点。
からだの内側にあるのは五臓六腑とよばれる内臓ですが、
そのさらに内側にあるのは血液の流れ
多くの老いの不調は、最後は血液の衰えに突き当たります。
逆に言えば若老の一つの境界は、血液の栄枯盛衰にあるということです。

以上のように、疲れと老化はその本質が異なります。
ですからそれぞれに適した改善ケアを行っていくことが大切です。

精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

昨年末は暖冬だ何だと言っていましたが、年明け数週間でこの猛烈な寒波
やっぱり・・・という気持ち半分、そうでなくては・・・という気持ち半分です。

万人に等しく訪れる冬の寒さですが、その対処法は、温めることが基本です。
ただ、そのときに大切になるのが、いかに効果的に温めるかということ。
漠然と温めるのでなく、効率的に温める
即ち①いつ②どこを③どのように温めるかということがとても重要です。

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また冬は、万人に等しく寒さが与えられますが、それを寒いと感じるか、
身体のどういう部分が寒いと訴えるかは人それぞれです。
性別や年齢でも異なり、生活環境や職場でも異なる。
ストレスや疲労が溜まっている人とそうでない人でも違います。
いろいろなことが影響して、寒さを感じやすくなります。
そしてそういう寒さに対する抵抗力は身体の内側からもたらされます。

日中はさまざまな方法を用いて身体を積極的に温めることが多い。
ですから、温まりやすさや冷えにくさは、日中は意外と体感しにくい。
ただし一日の中で寒さが最も厳しくなるのは夜中や早朝。
温める術が少ない就寝中こそ、身体は寒さに対する抵抗力を必要としています。

精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

一年の計が元旦にあり、一日の計が朝の寝起きにあるなら、

計と対をなす績(実績、結果のこと)は、夜の就寝にあります。


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一日の績は就寝にあり

一日の終わりにどういう夜を迎えるか、どういう就寝を迎えられるか。
それは朝に起きた段階ではわかりません。
一日をどう過ごすかによって、夜の迎え方は変わります。
快適な就寝が得られたなら、その一日は心身に良い形で過ごせた(終えた)ということ。

漢方では昼(日中)と夜(夜中)は対をなして、お互いに影響し合うと考えられています。
日中のしわ寄せはその日の夜中に現れ夜中のしわ寄せは翌日の昼中に現れる
日常生活でも、ストレスを抱え、疲労が蓄積するのは主として昼の生活で、
それを持ち込んでしまうのが夜の生活。
ですから睡眠の不調は、夜の不調というよりむしろ、
一日を過ごした後の不調といった方が適しています。
そのような点から、夜を充実させる-睡眠の質を高めるには
当の夜の過ごし方だけでなく、昼の過ごし方を見直すことが大切です。

睡眠に関するご相談をお聞きしていると、ときどき
昼寝をすると、夜に眠れなくなるでしょ・・・といわれます。
そのとき、少しの時間に仮眠することで、
その後の活動に弾みがつくなら、仮眠はぜひとって下さいと話します。
仮眠をとる事で、日中の過ごし方が充実するなら、仮眠welcomeです。

精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

一年の計は元旦にありといいます。
では一日の計はいかに?やはり寝起きにあるのではないでしょうか。
日の出にしたがう寝起きはまさしく、一日の始まりに当たります。

寝起きは、身体が休息から活動に向けて切り替わる時です。
就寝中や、起きて間もない時は体温がもっとも低い状態にあります。
身体のあらゆる部分が眠っていたのですから当然です。
逆に活発に活動するほど、体温は高まっていきます。
その中間に当たる寝起きは、身体が冷え切った状態から温まっていこうとするとき。
ですから本来は、体温や血圧が速やかに上がろうとします。
逆に、そのような働きが緩慢な人ほど、
寝起きがすっきりしないとかいつまでたっても眠いなど
訴えやすくなります。

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朝一番は一日の中で、身体が温まることをもっとも欲している時間帯。
ですから、寝起きを良くするには、身体を積極的に温める事が効果的です。
朝一番は温かいものを口にした方が良いのもその為ですし、
寝起きに熱めのシャワーを浴びるのもその一環です。
またそのような点から寝起きが良くない人は、身体を温めることに先んじて、
身体を温まりやすくする事も必要です。
温まりやすくして温めていく。効率的に身体を温める。即ち、生姜人参の出番です。


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