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精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

春の体質は、春の過ごし方で半分は決まりますが、
残り半分は、直前の冬の過ごし方によって決まります。
つまり大切になるのは、どういう形で春を迎えるかということです。

漢方では秋・冬の寒い時期は収蔵の時と呼ばれ、
この時分の身体は、何事も溜め込みやすい状態にあります。
身体にとっての薬も毒も、同様に溜め込んでしまいます。
もっとも、近年の過食・飽食時代では、
身体に良いものも過剰摂取となり、毒と化すことがある為、注意が必要です。

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身体に溜め込んだものは、冬の間は沈静していますが、
春を迎えればその温かさに誘われて、活発に動き出します。
身体自身も、そうして溜め込んだものを、外へ排出しようとします。
そのような活動に伴い身体に現れる不快な症状、
それが花粉症アレルギー性鼻炎で起きる
くしゃみや鼻炎、鼻水や涙目などです。
そういった分泌症状は、身体に溜め込んでいるものが多いほど、
あるいは、身体自身の吐き出す力が強いほど、激しくなります。

そして、身体に溜め込む、あるいは身体から排出するときに、
深い関わりを持つのは、やはり「腸」。
ですから、どういう形で春を迎えるかは、言い替えれば
どういう腸で迎えるかという訳です。

精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

自らの身体を流れる血は、自らの身体で作るしかありません。
今の進歩した世の中でも、血液を人工的に作ることは難しい
人の集まる繁華街で行われる献血活動も、そういう理由でしょう。

漢方ではからだを構成するものには血のほかに、
気(き)と水(すい)があります。
からだを構成するのは気・血・水の三要素というのが漢方の考えです。
いずれの働きも、身体には欠くことができない存在ですが、
その中で、気と水は外から取り入れることもできます
気は呼吸から、水は飲水から。
もちろん完全に外からの供給に依存している訳ではなくて、
体内で作り出す部分も少なくありません。

ただ血だけは、直接に外から入れることはできません
最初の通り、自らの身体で作るしかありません。

代わりがきかない血。
だからこそ大切な存在です。
そして良い血液を作り出すには、これまた良い血流が必要になる。

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血液を作るのに、血流が要る。
血液を作るのも、血液の恩恵によるところが大きい。
そういう事です。

精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

日々の健康を支える一番大きな土台は血液ですが、
その血液の健やかさを支えるのは、日々の基本的な生活です。

即ち、食事と睡眠と活動

3つのバランスが整うことで、血液の働きは最大限に発揮されます。
逆に、どれか一つが欠けただけでも、血液の働きはそこで阻害されてしまいます。

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食事が整わないと、血液の材料が整わず。

睡眠が整わないと、血液の精製が整わず。

活動が整わないと、血液の流れが整わず。


体質や体調はもちろん、精神活動から日々の生活スタイルまで、
その人を構成する全てが、血液を通してつながっています
親子の関係を血のつながりといいますが、
からだの中にも同様にして、血のつながりがあるわけです。

身体に悪いことを繰り返せば、その兆候はやがて血液に現れます。
例えば、不眠
漢方では、血は夜の生活・活動を支える働きを持ち、
ある種の不眠は血の働きが悪いことで起きると考えます。

逆に、身体に良いことを行えば、その効果もまた血液に現れるというわけです。

精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

全ての血液が集まる場所、それが肝臓です。
漢方では肝の臓は①血の蔵=「蔵血」と
②血流の調整=「疏泄」を司るとされていますから、
全身の血流においてはまさしく、キモとなる存在です。

血液が集まれば、その血液で運ばれる栄養やミネラルも、また肝臓に集まります。

そのようにして、全ての栄養が集まる場所、それもまた肝臓です。

そんな肝臓ですから、そのエキスを摂れば

①必要な栄養素が摂れる
②効率よく摂れる      
③バランスよく摂れる   


今の世の中、「栄養剤」と呼ばれるものは数多く多くありますが、
上の3つの条件を併せ持つものが果たして、どれ程にあるか・・・。
逆にいえば、3つの条件を満たした肝臓エキスは、
ある意味 理想の栄養剤 と呼べるでしょう。

また、肝臓は栄養分を蓄えている臓器ですから、
そのエキスを摂取するという事はすなわち、
からだに蓄えやすい形のままに栄養を摂るという事です。
まさしく理想的。


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ちなみに、最も栄養価(この場合アミノ酸)の高い肝臓は、
天然カツオのものといわれています。
その肝臓から作られるバンリバーは身体に欠くことができない、
必須のアミノ酸9種類をバランス良く含んでいるのが最大の特徴です。

精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

肌荒れ・にきび・湿疹・皮膚炎

身体の表面に現れる症状はときに、
身体の別の部分のトラブルが伝播して起こります。

例えば、疲れが溜まってくると、肌が荒れやすくなるとか。
あるいは生理前後に、にきびが目立つようになるとか。
ストレスで困窮して、脱毛が起こりやすくなるとか。

皮膚病というのも、字の通りに解釈すれば『皮膚の病』となりますが、
その実は「皮膚に症状が現れている」ということであって、
病を引き起こす原因は、皮膚以外の部分にあることも少なくありません。
皮膚症状を伴うかどうかは、それこそ個人の体質によって異なり、
皮膚以外の部分に現れることもあるわけです。

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表裏一体

身体の表面に現れる症状やトラブルは、ときに身体の内面からもたらされます。
そして、人間のあらゆる生理や機能は、総じて内⇒外の方向に向かいます。

身体にとって悪いものが内に蓄積していくと、
その弊害は、身体の外に遅れて現れます。
身体の内側で大きく育ったものが、皮膚や粘膜を介して溢れ出していきます。
春に現れる花粉症を抑えるには冬の体質が決め手となるのも、そのような訳です。

その逆に、身体にとって必要なものが内に不足していると、
弊害は、身体の外に真っ先に現れます。
あらゆる不足症状は、身体の末端から現れます。
皮膚や粘膜を強化して、アレルギー物質に備えるのは、そういう訳です。


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