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精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

腸の汚れは、腸だけの問題ではありません。
汚れは腸に留まるだけでなく、血流にのって全身を巡ります。
ずばり、腸が汚れると、血液もまた汚れてしまうわけです。

血流は本来、身体の滋養役であると共に、掃除役でもあります。
清い血液を届けて、代わりに濁った血液を回収していきます。
しかし、かんじんの清い血液が汚れてしまっては、
掃除役としての働きは失われてしまいます。

そうすると、どうでしょう。
身体を清めているのか、それとも汚しているのか。
果たしてよくわからない状態に陥ります。

HDL_Cholesterol



漢方では、お血(けつ)という概念があります。
専門書などを読むと
「血の流れが滞ってしまっている状態がお血」
と書いてありますが、その解釈を広げると、
血流本来の働きが乱れていることが即ち、お血。
血は流れるものですから、その流れが乱れる事はお血であり、
血は清めるものですから、その清さが乱れる事もまたお血といえます。

漢方が成立した古代は、お血といえば、
ほとんどが前者の「巡りが悪いこと」を指したでしょうが、
飽食、偏食の進んだ現代では、お血といえば
後者の「血が汚れていること」を指す方が多いかと思います。
逆にそういう時代だからこそ、
腸から健康を考える時代=腸の時代といわれるんでしょうねー。

精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

21世紀はずばり、腸の時代といわれています。

健康の要は肝と腎、そして腸にあります。
実際にも、最新の研究を通じて、腸の働きは単なる便通だけでなく、
免疫機能脳機能にも影響を及ぼすことがわかってきました。
さしずめ、腸を制するものは健康を制するといったところでしょう。

ある個人の健康状態は、皮膚の性状や顔色を通じて、ある程度推察できます。
例えば、顔色が良いと元気そう、肌の色艶が良いと健康そう、
その逆に顔色が青白いと具合が悪そうなどと。

似たような事が腸にも当てはまります。
身体の内と外の違いはありますが、
外と接しているという点では肌も腸も同じです。
漢方においても皮膚と腸は、互いに縁深い存在ですから。
むしろ、腸は身体の最奥にありますから、
より鮮明に、その人の体調や健康状態を映し出すのではないでしょうか。

もっとも、腸の状態を知る方法は
便通に始まり、腸内菌の善玉の割合など多彩です。
それはきっと、腸(特に大腸)の表面積が想像以上に広く、大きいからでしょう。
ずばりテニスコート1面分、200平方メートル

daaityou




そんなに広い腸だからこそ、
肌機能を高めるスキンケアと同様に、
腸機能を高める腸ケアというのも行って然るべき。

頭隠して、尻隠さず。
肌隠して、腸隠さずとはならぬ様に。


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