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雨の音。自然の雨音には
人の心を穏やかにしたり、集中力を高める効果があるらしいです。

不思議に聞こえるかもしれませんが
晴天には音がなく、雨天には音があります。
晴れの日には、人は自ら外に出て活動的に、騒がしく過ごす事が可能です。
そうして自ら音をたてることができる訳です。
けれど雨の日は、屋内でじっとしている事が多くなりますから
自ら音を立てることもまた難しくなる。
雨音は、雨天でじっとしている人に代わって
音を立ててくれているんだと思います。

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私が思うに、人の活動は全く音がない状況だと
なかなか捗(はかど)りません。
(静かな状況では、高い集中力がごくごく短時間だけ発揮されます)

だからシトシトとした雨音は心地良く感じますが、
豪雨の雨音や、雨に濡れたアスファルトを走るタイヤの
「シャーーーッ」という水音は逆に聞き苦しく感じます。


気力に溢れる人とそうでない人の血流には、明瞭な違いがあります。
東洋医学では、その血流を脈として把握、対処していきます。
平たく言えば、気力が溢れる人は脈も力強く、気力が乏しい人は脈も乏しくなります。
実際、神経症や不眠症の悩みで漢方相談を受ける方に
血流測定を行えば、いずれかの項目に不調を認めます。

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鬱症や神経症、不眠症を通じて気力が乏しい人は、
本人も気づかない内に血流の悪化を招いています。
東洋医学では心身一如として、精神と肉体の相関性を説いていますが
精神面の気鬱(淀濁・汚濁)は、身体を巡る血の淀み・荒みに転じるという訳です。

精神面に不調を抱えている人は
血が澄んでおらず、濁りを伴います。
もっとも、生活習慣病による血の濁りとは異なります。


睡眠に必要な陰気は、さまざまな要因で損なわれます。

ストレスもその一つですが、この場合
ストレスを処理するのに余計な陰気を費やします。
ストレスコントロールは
陰気の過剰消費を抑える手段として有効です。
けれど、それで必ずしも、
陰気が高まるという訳ではありません。

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それこそ、ストレスフリーだからと
陰気が自然と沸いてくる保障はどこにもありません。

睡眠に欠かせないものは数多くあるでしょうが
東洋医学的に見て、必要になるのが陰気です。
早い話、陰気が充実するほど、その人の睡眠は整います。

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逆に布団に入っても、陰気が少なければなかなか寝付けず、
睡眠中に陰気が尽きれば目が覚めやすくなります。
今の時代、病院やクリニックで眠剤を処方されている方がたくさんいます。
その事は裏を返すと、現代人は陰気不養生という証だと思います。


暑い季節に汗をかく。
汗をかかせるのは暑さだけでなく、身体自身による部分もあります。
汗をかくというのは、人の身体に備わった工夫で
発汗によって暑さに対処していきます。
ですから汗には、暑さに引っ張られて発する部分と
盛んになった代謝に背中を押されて発する部分がある訳です。

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健康的な汗というのは
暑さがそれほど強くなく=引っ張る力が穏やかで
そこそこ代謝が盛んになる=やさしく後ろから押してくれる
そんな感じでかく汗です。(あくまでイメージの話です)
逆に病的な汗というのは、暑さに引っ張り回されてかく汗。
あるいは、背中をど突かれて(代謝が必要以上に盛んになって)かく汗。
極端な話、気持ち良さを伴わない汗
(=本人の意志と関係なくかかされている汗)は
多かれ少なかれ病的なものだと思います。



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