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[ カテゴリー » 人参 ]

薬用人参にはさまざまな薬効がありますが、
薬用人参(朝鮮人参・御種人参)そのものは、
実はとてもデリケートな植物で、また栽培が難しい。

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人の身体に有益な効能をたくさん持つから、さぞ凄い生命力を秘めていて、
少々劣悪な環境でもすくすくと生育していく・・・という訳ではなく。
実際は、過剰な水分や直射日光にとても弱く、弱酸性土壌でしか生育しません。
そのため、日本でも福島県や島根県など
限られた地域で、限られた量しか栽培されていません。


そんなデリケートな植物にも関わらず、
6年間ほどの生育期間を通じて、薬効成分がしだいに充実していきます。
そして収穫した後の土壌は、栄養が元通りとなるのに約10年を必要とします。
他のさまざまな植物も土から栄養を吸収しますし、農作物では
同一の作物を栽培することで連作障害が起きやすくなりますが、
そんな中でも一度の栽培を通じて、土の栄養を
全て吸収してしまう薬用人参は特に際立っています。
土壌から得た生命力(栄養)の全てをその薬効成分に変えている。
その点では、薬用人参を頂くということは、
まさしく 土の生命力を頂く ということになります。

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之は偶然かもしれませんが、
薬用人参にはお腹の働き(=脾気)を高める作用があり、
万物を木・火・土・金・水に分けて捉える五行論では、脾は土に属す とされています。
土の生命力を通じて薬効成分を高める薬用人参ですが、
その効能は人の身体を通じて土(=脾)に帰るといったところでしょうか。


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