【的を狙わず的を射る】
無き師匠(根本光人)が良く言ってました。辛い症状がある場合、直接その症状を軽減するのではなく、その症状が発現する背景を考えて治療する方法を考えることである。
腰痛を訴えて来店された方。
痛みを抱えてすでに数年。
整形外科では「手術しましょう」と勧められる。本人は手術は良しとしない。
腰痛の背景には単なる腰部の筋肉の損傷(ぎっくり腰が代表)と内臓(大抵腎が悪くなっている)の異常が原因となっている場合とでは適合する漢方薬が全く異なります。
主訴は勿論のこと、その他の症状や病歴(子供の頃のことに遡ることもあります)を丁寧に聞き出し使用する漢方薬を決定します。
このように症状は同じでも治療に用いる漢方薬が異なることを『同病異治(どうびょういち)』といいます。
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