【日曜日ですが勉強会でした】
本日２９日は日曜日ですが、またまた勉強会でした。
本日の勉強会は #瓊玉膏（けいぎょくこう）という処方の勉強会です。その処方の方位、即ちどんな時のどんな方に最も効果を出すか、構成生薬について、出典・由来など細かく解説がありました。
今から９００年ほど昔北宋時代に初めて書籍に収載、成分化されました。以来何度か改良を加えられ、有名なところでは #韓ドラ「#ホジュン宮廷医官への道」の主人公 ”許浚（ﾎｼﾞｭﾝ）”が著した『東医宝鑑（とういほうかん）』にその改良した瓊玉膏が収載されています。
この瓊玉膏は数ある漢方薬の中でも #腎陰虚 という病状を改善する数少ない処方なのです。
#加齢による体力の低下、#目の下のクマが取れない、#皮膚のカサつき、#汗をかきやすく、#尿は清く長い、#大病後の養生 等と様々な症状に対応する漢方薬です。
また #膏薬 という練薬(ねりやく）で味も良く、胃腸へのダメージも少なく長期服用に適した漢方薬なのです。
こんな解説でした。
#萩市、#漢方薬、#漢方、#漢方相談、#風邪、#温病、#傷寒、
#煎じ薬、#黄連解毒湯、#竜胆瀉肝湯、#加味逍遙散、#瓊玉膏、#温胆湯、#滋陰降火湯、#六味丸、#加味帰脾湯、#酸棗仁湯、#ツムラとは違う、#漢方専門薬局、

【本人と直接会わないで漢方薬を】
漢方相談では場合によって患者さんご本人さんがお越しになれないこともあります。

本来なら直接お会いして状態を拝見し、現状を漢方的にご説明し、使用する漢方薬を服用方法とともにお話し納得していただいた上で服用していただきます。

ところが様々な理由で長全堂薬局にお越しになれないことがあります。代理の方がお話をされるのですが、やはり直接お話をしないためご理解、納得の程度が低くなります。

そこで患者さんに漢方薬を服用していただくためには次の二つの工夫が奏功します。

１、代理の方と患者さんの関係、親子なのか夫婦なのか、友人なのか確認し、関係性を考慮し、#患者さんが服用したくなるようにお話をします。

２、薬効が同じ方向であればなるべく味の良い処方を選ぶ、もちろん効果が出ることが前提ですが。

文章にすると短いですが、実際には結構頭を使う作業で、特に（１、）は患者さんの病、年齢、性別、関係性が様々なので中々気を使います。

おかげで上手く行き、順調に漢方薬を服用し着実に病が回復していますと代理の方が報告されるとやはり嬉しいですね。

#萩市、#漢方薬、#漢方、#漢方相談、#風邪、#温病、#傷寒、
#煎じ薬、#黄連解毒湯、#竜胆瀉肝湯、#加味逍遙散、
#温胆湯、#滋陰降火湯、#六味丸、#加味帰脾湯、#酸棗仁湯
#ツムラとは違う、#漢方専門薬局、

【緊張すると喉が詰まる時に用いる漢方薬】
クラシック音楽のコンサートに行かれたことはありますか？
交響曲の楽章が終わる毎に会場がザワザワすると同時に、咳払いをする人が沢山いることをご存じですか？

これって曲を聞いている時、例えアダージオのゆったりとした曲調であっても緊張しながら聞いており、身体にとってはストレスになっているのです。曲が終わり緊張が一気に解けるので咳払いをするのです。
また人前で何か話をしようとするとき、「ゴホン」と軽く咳払いしたことある人は多いことと思います。

漢方では　#ストレスを感じると咽が詰まった感じがする、ことは既に知られており、後漢に著された『金匱要略』に半夏厚朴湯の条文に記され、そこには
”喉に炙った肉がひっかかったような感じがして、仕方がない場合に　#半夏厚朴湯、を用いると良い”
と表現しています。

#ストレス満載の現代社会、に於いてこの咽の詰まり感は意外と多くみられ、時に違う症状（軽い吐き気と肩こり）として表現されることも珍しくありません。

本日来店された男性もそんな方。
毎日ＰＣと格闘しながら仕事をこなし、最近は忙しく休みも十分に取れず、肩こりと咽の違和感が気になるのだとか。当に半夏厚朴湯の適応！肩こりを改善する処方を併用するようお話ししました。

#萩市、#漢方薬、#漢方、#漢方相談、#風邪、#温病、#傷寒、
#煎じ薬、#黄連解毒湯、#竜胆瀉肝湯、#加味逍遙散、
#温胆湯、#滋陰降火湯、#六味丸、#加味帰脾湯、#酸棗仁湯
#風邪は早めに対処する、#漢方専門薬局、

【１０月２６日は第4木曜日なので】
10月26日は第4木曜日なので、恒例の博多での勉強会です。
夕刻から開催されるため、漢方相談の受付をを午後4時までとさせていただきます。
よろしくお知りおきくださいませ。
#萩市、#漢方薬、#漢方、#漢方相談、#風邪、#温病、#傷寒、
#煎じ薬、#疎経活血湯、#銀翹散、#葛根湯、#麻黄湯、
#風邪は早めに対処する、#漢方専門薬局、

【臍は妄りに触ってはいけません】
腹の真ん中にある臍。大抵凹んでいるのでゴミや垢がたまり、黒い臍のゴマとなっていることが良くあります。
これ取り除きたくなり、ついつい指でほじくるのですが、これはしない方が良いのです。

臍は胎児の時に肝臓と胎盤を臍帯（出産後、体外の部分は臍の緒として脱落する）で繋ぎ、お母さんと栄養や老廃物をやり取りしています。赤ちゃんの体内では肝臓に繋がっており、出産後はただひも状の組織として残ります。
要するに臍は直接肝臓と繋がっているわけです。

その臍を刺激するとお腹の中に何らかの影響があることは容易に想像できます。

どうしても臍のゴマを取りたければ、優しく短時間で済ませましょう。

#漢方薬、#漢方、#漢方相談、#風邪、#温病、#傷寒、#煎じ薬
#疎経活血湯、#銀翹散、#葛根湯、#麻黄湯、
#風邪は早めに対処する、#漢方専門薬局、