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健康トピックス

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西暦2015年(2015/2/4~2016/2/3)の運気は金運不及、太陰司天、太陽在泉、三碧木星中宮、乙未(きのとひつじ)年、という年回りになります。
東洋医学の黄帝内経運気という本によると金運不及の年は火気の炎暑が勝ってのさばり、また木気が制圧を受けないので、その発生作用が充分に行なわれ,火気の成長作用が盛んとなって、すべての生物が繁茂し、金気の乾燥作用に火気の熱灼作用が加わります。
この時天空では火星の輝きでこのことを示しています。
人々は肩や背がやたらに重苦しく、鼻がつまり、くしゃみがで、血便をそそぐようにくだす病にかかりやすいのです。、
秋の収斂の気が遅れますが、このとき天空では金星の輝きでそれを示しています。
金に属する穀物は稲であります。
復の現象がおこりますと、金の子にあたる水気、すなわち寒気が火気に報復しますので、急に寒い雨が降って冷え、雹がふったり、霜や雪がつもたりして生物を殺傷します。
陰気のために手足が冷えて陽気と交流しなくなりますので、陽気である熱気が上に昇って、頭の後ろの辺りが痛み、頭のてっぺんまで響き、発熱します。
このとき水星の輝きでこれを示します。
この年は、金気の収斂作用が弱いので火に属する麦の茎や葉は、異常に成長しますがみのりは悪い。
人々は口の中に傷ができやすく、ひどいときは、心臓部が痛む病にかかりやすいものです。
太陰司天の年は太陰の湿気が下界に君臨し人体の腎気は屈従します。
たとえ、水運の年であって、水気が寒の気候変動をおこしても、すぐに太陰の士気が制圧して土けむりがあがり、雨雲がたれこめます。
このとき、人々は腎気をおかされ、足少陰腎経の脈気がつきあげて、のどや胸の中が不快になる・陰茎・用にのぞんで腰が痛くて動かせない・手足が冷えあがる、などの症状を起こす病にかかりやすいのです。
後の後半年は、在泉の寒気が作用して、大地は冷えて厳寒となり、虫けらどもは早々に冬眠に入ります。
このとき人々は心気がおかされ、みぞおちがつかえて痛む病にかかりやすいのです。
寒気のために地は凍て裂け、河川は堅く氷結します。
このとき、人々は小腸がおかされ下腹が痛み、また食物をとることが出来にくくなる病にかかりやすくなる。
とにかく、肺と腸が弱りやすい年なので、風邪、喘息に気を付けて、毎日の食生活を見直して日本食を中心に暮らすことが大切です。
日本人が戦後急速に食事内容を欧米化したことによる弊害が今後顕著に表れてくると想像します。
日本人にはなかった癌や病気がどんどんで出てきています。
炭水化物抜きダイエットを始め、米を悪者にするような風潮には首をかしげざるを得ません。