• お問い合せ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 交通アクセス
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • よくあるご質問

2013410



今年の冬は寒かったので、とても綺麗な桜の花が
咲きました。
例年より開花が早く、4月初めの春の嵐であっと
いう間に葉桜になりました。
桜は花王と称され、昔は花といえば、桜を指した
ようです。
実は、この桜の木の皮を使った十味敗毒湯
(じゅうみはいどくとう)という漢方薬があります。
十味敗毒湯は、江戸時代の後期の名医 
華岡青洲(世界で初めて全身麻酔を用いて
乳がん手術を成功させた外科医)が作ったと
されている日本オリジナル処方です。

有吉佐和子さんの小説「華岡青洲の妻」で
ご存知の方も多いと思います。私も、以前
青洲先生の里・和歌山県紀の川市名手を
訪れた事があります。

コラム参照 医聖 華岡青洲先生の里  
(きぐすり.com)
https://www.kigusuri.com/shop/kenkouya/topic/1253840400.htmlリンク

十味敗毒湯は名前の通り、十種類の生薬で
構成されており、『1つの目のグループは、
皮膚の炎症や毒素を去る消炎・解毒作用により、
化膿改善作用のグループ。』

桜の樹皮部分の桜皮( おうひ ) 柴胡(さいこ )
 桔梗( ききょう) 甘草( かんぞう )。

『2つ目は、血管拡張し、血行をよくする作用。
発汗・発散作用を強めて皮膚をきれいにして、
痒みを取るグループです。』

防風( ぼうふう ) 荊芥( けいがい ) 独活
( どっかつ ) 川芎( せんきゅう )

他に利水・皮膚分泌物の除去作用の茯苓( ぶくりょう )、
発散補助、消化促進作用の生姜( しょうきょう )が
含まれています。

薬の作用としては、ニキビ、化膿性疾患、アトピー、
じんましん、湿疹、水虫などを治す作用があります。


桜の木に関して、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と
いわれています。

桜を勝手に切ると、そこから腐って枯れることが
あります。
呉々も勝手に桜の木や皮を切り取らないように
お願いします。



(注: 上の画像の花は、芍薬です。)
*******************************************
神戸市中央区で漢方薬の相談薬局。
がん、アトピー、子宮内膜症、自己免疫疾患、リウマチなど

食養生も大切にしている
『漢方薬局けんこう屋』にお問い合わせ下さい。

http://www.e-kenkouya.com/リンク リンク リンク
【天寿を生き、心身ともに健やかな人生をあなたに・・・】
********************************************


Copyright© KENKOUYA PHARMACY. All Rights Reserved.