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鼻炎は、鼻の粘膜に起こる炎症で、いろいろな種類があります。

ウィルスや細菌などの感染によって起こる急性鼻炎、その急性鼻炎が慢性化して起こる慢性鼻炎、またアレルギーが原因で起こるアレルギー性鼻炎などが、その代表です。
そして、これら鼻炎の中でも、現代人を多く悩ましている鼻炎の一つにアレルギー性鼻炎があります。
このアレルギー性鼻炎には、季節に関係なく一年を通して起こる通年性の鼻炎と、花粉症のように決まった季節にだけ起こる季節性の鼻炎とに、大別できます。

(1) 通年性アレルギー性鼻炎
一番の原因は、ハウスダスト(ほこり・チリ・人の垢やふけ・ダニ・動物の毛・カビ類・畳の繊維など)です。
中でもダニが鼻炎を起こす大きな原因になっています。とくに、ヒョウダニと呼ばれるダニの死骸や糞、抜けがらが特に問題と言われています。ある調査によると、大人一人が一日に出す垢は、約1gで、これがダニ五千匹の六ヶ月分の餌に相当すると言われています。

(2) 季節性アレルギー性鼻炎
一番の原因は、花粉です。そのため、この鼻炎は花粉症とも言われています。
一般に、一~六月頃は、スギなどに代表される樹木の花粉のシーズンで、七~十二月頃は、イネ科の雑草やブタクサなどに代表される草の花粉のシーズンになります。

ところで、アレルギーアレルギーと、簡単にお話を進めていますが、このアレルギーとは、どういったものか、簡単にご説明致しますと、身体に、細菌やウィルスなどが、体内に侵入すると、その異物を攻撃し、排除しようとする働きがあります。
この働きについては、『戦うカラダの防衛軍たちリンク 』&『戦うカラダの防衛軍たちの流れリンク 』のトピックでも、載せましたが、体内に異物(抗原)が進入すると、身体は、それに対抗する物質(抗体)を体内につくり出し、次に同じ抗原が再び体内に入ってくると、先の抗体がその抗原と結びつき、病気が起こるのを未然に防ぐように働きます。これを抗原抗体反応と言い、この抗原抗体反応が、身体にとって都合の良い働きをする場合は「免疫」と呼びますが、逆に、この抗原抗体反応が過剰に起こり、かえって身体に不都合を与えてしまう場合を、「アレルギー」と呼びます。

次回は、発症のメカニズム・症状リンク について、ご案内したいと思います。


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