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年末年始休業日
12月31日〜1月4日まで


5月3日より5月6日まで休業させていただきます。
新型コロナウイルス感染症予防に漢方薬をおすすめします。
医療従事者等のかた、自宅療養の軽症、無症状の方に推奨します。

 長年治らない花粉症、鼻、目、皮膚、耳などの症状と体質改善に、あなたの病態に合わせて選んだ漢方薬を服用すると即効性があります。
花粉症は生活習慣病です。体質改善には生活習慣の改善も必要です。花粉は花粉症発症の本当の原因ではなく発症の条件です。体質を丈夫にすれば花粉によって過敏反応は起こりません。対症療法でなく根本から改善しませんか。

 木枯らしが吹いて冬将軍がやってくると冷え性の人にとっては辛い季節の到来です。しかし今日では冷房の影響で夏でも冷え性という女性も多くいます。冷え性は病気ではありませんが、持病を悪化させたり、体調不良や病気発生の原因となっています。
 冷えの要因は病気や体質虚弱、老化による衰えといった体質素因によるものと、運動不足による筋肉の衰え、夜更かしで睡眠時間が短い、ダイエット、生物や冷たい飲食物をよく摂る、食事のバランスが悪い、朝食を食べない、ファッションで薄着、冷暖房の普及による耐寒力の低下、外で太陽に当たることが少ない、ストレス、不安、緊張による自律神経の失調等々の現代的生活が冷え症を悪化させ、冷えに弱い体質を作り出しているとも言えます。漢方では冷えを病気発生の重要な原因と考えていて、冷えが原因となる様々な症状に対して長い治療経験の蓄積があり、冷えや冷え症改善に多くの有効な薬剤があります。
 冷えによって現れる症状は多様ですが、大きく体表部と内臓の症状に分けることができます。体表部では気温が低いとすぐに手足や体が冷えてくる。肩こり、頭痛、神経痛、腰痛、関節の強ばりや痛み、こむら返り、肌荒れ等が起こりやすくなります。内臓が冷えると頻尿、腹痛、下痢、生理痛、浮腫、シャックリ等が起こりやすくなります。さらに風邪、インフルエンザ、喘息、花粉症、脳卒中、心疾患、膀胱炎、不妊症等が発症しやすくなります。漢方ではこの他口中に生唾がたまる、よだれや水様の鼻水が多い、夜尿、透明な尿が多い、不消化便、泥状便、冷えると悪化する症状は体に冷えがあると判断します。
 漢方では陽気という体を温め生命を支えるエネルギーが全身をめぐっていれば冷え症になることはありませんが、老化や病気、体力の衰えで陽気が減少しているところに、外から冷えに襲われると陽気はさらに傷めつけられ冷えや冷えによる症状が発生すると考えています。また気とともに巡って全身を栄養し潤し、体をしなやかにする働きをしている血が不足すると体の末端が冷えやすくなります。女性は月経、妊娠、出産、授乳などで血をすり減らすことが多いため冷え症になりやすく、またストレス、緊張、不安は自律神経が緊張して気血のめぐりが滞りやすくなるために冷えが起こりますが、冷えのぼせなどの寒熱の症状が同時に現れやすくなります。漢方には一人一人の症状と体質を判別して、冷えの原因を根本的に改善する方法と薬があります。医食同源と言われるように薬物だけでなく食品に対しても深い知識と知恵の蓄積があります。一度漢方の知恵をお試しください。お気軽にご相談ください。

 花粉症は特にスギ花粉の飛散するシーズンになると、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の充血、かゆみなどの不快で辛い症状を起こします。発症する人は年々増加傾向にあり、国民のおよそ32%が罹患していると言われています。予防対策としてはマスク、最近では様々な高機能なマスクが発売されていますが、その他花粉用のメガネ、うがい、空気清浄機、加湿器、室内に入る時には花粉を払うなどの、花粉を避ける対策が行われています。治療は一般的に抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬の内服や目薬などの対症療法が行われています。
 花粉症は飛散するスギ花粉の増大や大気汚染物質の影響といった外的要因があることは確かですが、この過敏反応の根本原因として鼻、目、咽などの粘膜の弱りが係わっていると考えられます。皮膚が弱れば化粧品や金属にかぶれやすくなり、発赤、かゆみ、腫れなどの炎症が起こりやすくなるのと同じです。冷えて弱り許容力の低下した粘膜にスギ花粉などの抗原が着くと、排除しようとして過敏に反応して、くしゃみ、鼻水などの症状が起こり、反応が強いと炎症を起こすと考えられます。この過剰防衛反応を防ぐためには温かく元気な粘膜を保つことが必要です。
 この粘膜や体表を温め、花粉や細菌、ウイルスから体を保護し、バリア機能をはたしているのが「衛気」です。「衛気」が弱いと肺、鼻、咽などの呼吸器系や皮膚の抵抗力が低下して花粉症の他にカゼ、インフルエンザ、肺炎、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎などにかかりやすくなり、全身的には冷え性になります。
 「衛気」の力が弱くなっている原因は、過労による「衛気」の消耗や偏った食事、運動不足、不規則な睡眠、ストレスなどが複合的に関係して体質が変化してきていることが考えられます。花粉症と冷え性の増加には相関性があり、とくに冷蔵庫で冷やして食べる食品が増えたことが大きく関係しています。寒い冬でも冷たいものを飲食して内を冷やし、外は寒さと乾燥で傷つけられた肺や鼻,咽、目の粘膜に花粉が襲いかかります。冷えて弱った粘膜にどのようなことが起こるかは、火を見るより明らかです。花粉症の根本対策は温かく元気な粘膜をつくることです。これは丈夫な体づくりにもつながります。お困りの方は是非一度ご相談ください。


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